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U2 の世界ツアー後援会社は Apple ではなく RIM にモバイル機器大手の Research in Motion (RIM) は、アイルランドを象徴する聖パトリックの日を大々的に祝うことになりそうだ。アイルランドのロックグループ U2 のリードボーカル Bono 氏が『iPod』と袂を分かち、同氏にとって新たなお気に入りのモバイル機器の座に就いたのは『BlackBerry』だからだ。
U2 の著名な曲に、Bono 氏が「君が行ってしまうなら僕はついて行く」と歌うくだりがあるが、果たして RIM と同氏の間にそのようなやりとりがあったのかどうかは定かでないものの、Apple の iPod に向いていた Bono 氏の忠誠心は、RIM 製端末 BlackBerry の方に向いてしまったようだ。スマートフォン市場において、Apple は『iPhone』で RIM と競合する関係にあるが、この度 RIM は、6月のスペインを皮切りに世界を巡る U2 のツアー公演『U2 360 TOUR』の企業スポンサーとなった。 スマートフォン市場は、売れ行きの沈静化にも関わらず競争が過熱しており、状況を一変させるのは必至と見られる T-Mobile の『Android』搭載端末『G1』のような新興勢力も存在するため、著名なギタリストが関わるか否かはともかくとして、どんなものであれ優位性を持つことは賢い選択となり得る。 U2 の公式サイト『U2.com』には、芸術めいたモノクロ写真に収まる Bono 氏やメンバーたちの姿をはじめ、『U2』の最新ツアーの名称をデザインしたオレンジのアイコンが載っているが、驚きなのはツアータイトル ロゴのすぐ下に、BlackBerry の名前が白文字でくっきりと描かれていることだ。 これはどういうことだろう。U2 不屈のフロントマンで、さまざまな場面に登場する Bono 氏は、2004年以来 Apple と親密な関係を結んでいた。すなわち、Bono 氏とギタリストの Edge 氏が、Apple の名物 CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏と並んで California Theatre の壇上に立ち、『iPod U2 Special Edition』に関する前例のないマーケティング提携を発表して以来の話だ。 新作アルバムのプロモーションとなる今度の世界ツアーに対し、RIM が企業後援を行なう点については別として、RIM と U2 という新奇な組み合わせがどのような形で結実するのかについて、詳細な情報はほとんどない。 もう1つ興味深い点を挙げると、Bono 氏はカリフォルニアのベンチャー キャピタル会社 Elevation Partners を率いており、同社は Palm に出資している。その Palm は、iPhone や BlackBerry の市場を狙い、タッチスクリーン型のスマートフォン『Palm Pre』の出荷を準備中だ。 関連記事
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