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AT&T、『iPhone』効果で堅調な四半期決算AT&T が22日に発表した第1四半期決算は、純利益こそ前年同期に比べて減少がやや目立ったが、Apple の『iPhone』利用状況やワイヤレス サービス、そして企業向け事業が牽引して堅調な結果となり、株式市場は好感した。
第1四半期の純利益は31億ドル (1株あたり53セント) で、前年同期の35億ドル (1株あたり57セント) から9.7%減少したが、アナリスト予測の1株あたり48セントという数字を上回った。また売上は、前年同期の307億ドルから306億ドルに減少した。Reuters Estimates がまとめた売上予測は311億ドルで、こちらは届かなかった。 同社 CFO の Rick Lindner 氏は電話会見の中で、プリペイド サービス プロバイダが、予算に限りがあり契約プランの縛りを嫌気した消費者を引き込んでいることから、同社ワイヤレス事業は厳しい競争に直面しているが、そうした状況の中でも健闘したと語った。 「当社の第1四半期は堅調だった。当社が注力しているのは、まずコスト面の規律を遂行し、それからワイヤレス データ通信、企業向けサービス、『U-verse』(デジタルテレビ) サービスについて、投資と成長促進を続けることだ」 同社のワイヤレス事業は、利益が前年同期比で13%増え、売上も9%近く伸びた。顧客の解約率は、価格意識が強まるなかにあって1.2%と安定している。 また今回の決算でも、ワイヤレス データ通信の好調ぶりが特に目立った。AT&T のワイヤレス データ通信事業の売上は、前年同期から8億8400ドル (38.6%) 伸びて32億ドルだった。ワイヤレス事業売上のうち、データ通信サービス売上が占めた割合は、前年同期の21.5%から27.2%に増えた。 AT&T は、米国における独占通信事業者として iPhone を扱っているが、今回のワイヤレス データ通信の好調さは iPhone が大きく貢献したものだ。 これまでは、iPhone の高いコストが利益の足を引っ張っていたが、Lindner 氏によれば、iPhone ユーザーたちが AT&T におけるデータ通信の使用量を押し上げたことで、過去の努力は報われたという。
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