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2009年5月11日 17:10

【中国】チャイナモバイル向け“OPhone”、生産は台湾企業が中心

チャイナモバイル(中国移動通信=TD-SCDMA/GSM オペレータ)は6月以降、続々と OMS(Open Mobile System)搭載の「OPhone」を発売する。OMS とは、チャイナモバイルと中国の携帯ソフトウェアデザインハウス「BORQS(博思通信)」による共同開発の携帯電話用 OS で、Google の Android OS をベースに独自の拡張が行われている。また、OMS 搭載携帯は“OPhone”の愛称で呼ばれているようだ。

写真:BOQS ホームページより
写真:BOQS ホームページより
OPhone は5月末から6月にかけて、Lenovo、Dopod(HTC の中国向けブランド)、LG 各社から発売が予定されている。これらの生産は全て台湾メーカーが受託しており、Lenovo 製品はフォックスコン、Dopod からは「HTC Magic」をベースとした製品が HTC(宏達電)によって生産される。また、LG の OPhone には、MediaTek(聯発科)の TD ソリューションが組み込まれている。

今年正式な 3G 運用を開始したチャイナモバイルは、Android OS の積極採用を進めている。これは、より有利な立場での利益配分が可能となることがその理由だと思われる。同社では、OMS を採用した携帯電話を“OPhone”と呼んでいる。

 

Lenovo から発売予定の「OPhone」
Lenovo から発売予定の「OPhone」
率先して OPhone の開発を行ったのは Lenovo で、昨年末に世界初の OPhone を発表した。同製品は6月にも発売が開始される見通しで、開発・設計を担うフォックスコンはすでに出荷の準備を進めている。

また、韓国勢では LG が先陣を切って OPhone の発売を開始する。同製品には大唐/MediaTek の TD ソリューションが採用されている。

 

Dopod から発売予定の「OPhone」
Dopod から発売予定の「OPhone」
その他、HTC は同社の中国向けブランド「Dopod」で OPhone の発売を行う。これは、「HTC Magic」をベースに改良した製品だが、当初発売される製品は TD-SCDMA をサポートしておらず、GSM+EDGE となる見通しだ。また、同社 COO 許偉徳氏によると、将来的に 3.5G 版 Magic を中国で発売する可能性があるという。

記事提供:EMS One

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