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超高速ワイヤレス規格を推進する業界団体発足複数のハイテク大手が7日、新たなワイヤレス規格を推進する業界団体 Wireless Gigabit Alliance (WiGig Alliance) の設立を発表した。同団体は、現行のワイヤレス標準『Wi-Fi』に比べて10倍もの高速性を実現する、新世代の超高速ワイヤレス機器のリリースと接続性の提供を目指すという。
WiGig Alliance は、新たな60GHz 帯ワイヤレス技術の最終仕様と認定要件を年内に公表する見通しだと語った。同規格に対応した機器やシステムの第一弾は、早ければ2010年にも登場する可能性がある。 WiGig Alliance のマーケティング担当幹部 Mark Grodzinsky 氏は、取材に対して次のように答えている。「2010年に (該当の規格に基づいた機器やシステムの) 開発と配備を行なえるかどうかは個々の企業次第だが、(WiGig の) 目標は、こうしたタイミングに合わせて運用可能な形で、インフラを構築することだ。第一弾の製品リリースが2010年中に実現したとしても、個人的には当然だと捉えるだろう」 確かに WiGig Alliance の後ろ盾は、新製品を次々と作り出すために必要な技術や資金を持つ企業だ。同団体に参加する15社には、Intel、Dell、日本電気 (NEC)、Nokia、Samsung、Broadcom、パナソニックといったハードウェア大手のほか、ソフトウェア最大手の Microsoft も名を連ねている。今回同団体は計画を正式に発表したが、Grodzinsky 氏によれば、実際には過去18か月間にわたり、仕様策定のための会合を重ね、作業を行なってきたという。 Broadcom のシニア技術ディレクタ兼フェローで WiGig Alliance の事務担当を務める Jason Trachewsky 氏は、取材に対して「われわれがやろうとしたのは、誰もが望んでいるもののまだ実現しそうにないことの多くを現実のものにすることだ」と説明した。同氏によれば、WiGig 規格により屋内ネットワークをギガbps の速度で運用できるという。このためユーザーは、ビデオカメラなどの機器を接続し、ハードディスクに動画のバックアップを記録したり、飛行機などに持ち込むため高品位映像をモバイル機器に転送したりといった作業を、すべてワイヤレスで行なえ、時間も1分以内、または現在同様の作業に要する時間の数分の1程度で完了できると、同氏は説明した。 こうした技術を統合した機器や、新たな WiGig 準拠周辺機器の価格帯がどの程度になるのか、明らかになっていない。しかし Trachewsky 氏によれば、同団体の参加企業は、消費者の支持を得て販売を伸ばすため、価格を低く維持することが必要だと十分に認識しているという。 関連記事
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