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2009年6月1日 12:20

【中国】高級携帯市場、シャープが Samsung を上回る人気

市場調査会社「Gartner」が発表した09年第1四半期の世界携帯電話市場調査によると、同市場は引き続き経済衰退の影響を受け、昨年同期比で10%近くの下落を示した。メーカー別では Nokia のシェアが昨年同期の39.1%から36.2%に下落した一方、Samsung のシェアは19.1%にまで拡大している。

表:09Q1/08Q1 大手携帯端末メーカー販売・シェア状況(単位:千台)ソース:Gartner, EMSOne 整理
09Q1/08Q1 大手携帯端末メーカー販売・シェア状況
(単位:千台)
ソース:Gartner, EMSOne 整理

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Samsung 関係者によると、同社では2008年度から Nokia をターゲットに販売台数拡大戦略を推し進めており、2009年度も同様な戦略が採られているという。しかし、販売台数確保には大規模な低価格機の投入が必須であり、これまで中国市場で培ってきた同社の高級イメージに少なからず影響を与え始めている。

「南方都市報」が伝えたところによると、市場調査会社「GFK China」が中国市場で行った今年の労働節期間(4月27日から5月3日)の高級端末販売(4,000元以上=約5万6,000円)調査で、シャープ製端末が1位と3位を獲得、2位には Nokia、4位には Samsung という結果となっている。

シャープ製「SH9020C」
シャープ製「SH9020C」
一方、中国の低価格端末市場を見ると、例えば今年第1四半期の CDMA 端末販売に占める600元以下(約8,500円)の割合は、2008年第3四半期の46%から73%にまで急激に高まっている。同市場では特に Samsung、華為(Huawei Technologies)、ZTE(中興通信)の製品が非常に高い人気だ。

シャープは昨年6月に正式に中国端末市場に参入したばかりの新規参入組だが、上述のように高級機種市場で販売シェアトップを獲得するなど、戦略によっては日系企業が中国で戦えることを十分に示したといえる。今後、中国 3G 市場にはますます多くの日系メーカーによる参入が期待されている。

記事提供:EMS One

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