![]() ![]() ![]() ![]() 最先端のモバイル事情と SEO(3)〜公式・一般のクローラの受入れ〜この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20090608/8.html
著者:アウンコンサルティング株式会社
国内internet.com発の記事
電気通信事業者協会(TCA)の発表によると、2009年4月の事業者別契約者数の純増数は、多い順から「ソフトバンク」(10万5,400件)、「ドコモ」(8万9,300件)、「KDDI」(5万7,500件)となっている。
2009年1月からの純増数を見てもソフトバンクが1位を維持しており、ドコモ、KDDI と続く。各キャリアはテレビコマーシャルをはじめとする各方面からのプロモーションで、新規ユーザー獲得にしのぎを削っている状況だ。 こうした中、純増数の値では一歩出遅れた KDDI が、2009年5月下旬に「Ezweb 検索サービス」の検索結果画面をリニューアルするなど新たな動きを見せている。新たな検索結果画面では、コンテンツ・商品へのリンク(「電子書籍」「着うた」「着うたフル」「本」「アプリ』など)が設置され、キーワードに関連するコンテンツへのアクセスが容易となった。 このような新たな動きを見せている KDDI だが、SEO の観点から見ると他のキャリアとは異なる性質を持つ。それは「Ezweb 検索サービス」の実装している検索エンジンは、Google のテクノロジーを採用しているという点だ。つまり、検索に関わる機能をアウトソースしているのだ。こうした環境は他のキャリア公式エンジンにはない特殊なものとなる。 今回は「Ezweb 検索サービス」の持つ特徴を軸にアクセス設定についてご紹介しよう。 ユーザーがモバイルサイトにアクセスする場合、キャリアが保有するキャリアゲートウェイ IP アドレスを経由する。クローラも同様に、当該 IP アドレス帯域からアクセスをしてくる。 そのため、キャリアゲートウェイ IP アドレスに対してアクセス許可を設定すれば、すべてのユーザー、およびクローラの受入れが完全であると判断しがちだが、KDDI の「Ezweb 検索サービス」の場合、キャリアゲートウェイ IP アドレス以外からアクセスをしてくる。 これは、前述の通り「Ezweb 検索サービス」が Google の検索サービスを利用しているためである。そのため、キャリアゲートウェイ IP アドレスからのアクセスのみに制限してしまうと、クローラがサイトにアクセスすることができず、検索結果に表示されなくなってしまうので注意していただきたい。 したがって、IP アドレスの制限を設けている場合は、キャリアゲートウェイ IP アドレスのほか、クローラの動作している IP アドレス帯域に対しても同様にアクセス許可が必要である。 なお、「imenu 検索サービス」「Yahoo! ケータイ検索サービス」に関しては、キャリアが保有する IP アドレスと同じ帯域からクローラもアクセスをするので、特段の設定は必要ない。 また、一般サイト用検索エンジンである「Yahoo! モバイル」「Google モバイル」に関しても「Ezweb 検索サービス」同様、クローラはキャリアゲートウェイ IP アドレス以外からアクセスしてくる。したがって、各エンジンのクローラの IP アドレス帯域を把握することが重要である。 次回は、特定の IP アドレス帯域から訪れるクローラの振り分け設定等に関して述べていきたい。 (執筆:アウンコンサルティング株式会社)
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