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いつもと違う『iPhone 3G S』発売初日の光景マッシュルームカットで一世を風靡したビートルズでさえ、ファンを永遠に繋ぎとめておくことはできないだろう。それは、Apple の人気製品『iPhone』シリーズにも当てはまるようだ。同社は19日、最新の『iPhone 3G S』を発売したが、購入を待ちかねた人々の行列は、予想よりもかなり少ないものだった。
いくつかの速報によれば、いつも通り Apple の熱心なファンたちが iPhone 3G S を手にするため、早朝から販売店の前で待ち構え、大都市に所在する Apple の主力直営店では長い行列ができたという。 カリフォルニア州シリコンバレーでは、Apple 直営店の『Apple Store』と AT&T (米国における iPhone 独占取り扱い通信事業者) の販売店で、朝一番に新しい iPhone を手に入れるべく夜を明かすファンも出た。 多くの AT&T 販売店は、早い段階で売り切れが相次いだと報告しているが、発売初日に用意していたのは、店舗によってはわずか60台ほどだったという。一方、いくつかの Apple Store を無作為に選んで問い合わせたところ、こちらは購入希望者数に見合うだけの在庫があるようだ。 だが、数年前に発売した2つの旧機種の時ほどの熱狂が見られない地域もあった。 シリコンバレーにほど近いカリフォルニア州サンカルロにおいて、少なくとも1店舗でそうした状況が生まれた。サンカルロに所在する AT&T 販売店では、2008年の『iPhone 3G』発売日に10数メートルもの行列が店外に伸びたが、今回1時間早く店を開けたところ、開店待ちの客は数人のみで iPhone 3G S を買い損ねる人も出なかった。 AT&T の広報担当 Mark Siegel 氏は取材に対し、次のように語っている。「われわれは、今回の客足にとても満足している。当社は、便利な先行予約を行なうよう多くの人々に勧めていた。先行予約すれば、直接配送されるか、店頭受け取りが可能になった時に Eメールで連絡が来る。これは、行列に並びたくない人々から好評だった」 なお Siegel 氏は、iPhone 3G S の販売数や、売り切れになった AT&T 販売店の数について詳細を明らかにしなかったが、投資会社 Piper Jaffray のアナリスト Gene Munster 氏は、今週末に50万台が売れるだろうと予測している。この数は、iPhone 3G が2008年7月の発売以降に記録した販売台数のほぼ半分だ。また、調査会社 Broadpoint AmTech のアナリスト Brian Marshall 氏は取材に対し、iPhone 3G S の販売数は最初の3か月間で100万台になるだろうとの見解を示した。 関連記事
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