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2009年6月25日 12:40

『iPhone 3G S』製造コストは178.96ドル――iSuppli による調査

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
調査会社 iSuppli が『iPhone』の最新版『iPhone 3G S』を実際に分解して調べたところ、製造コストは178.96ドルと見られるという。

容量16GB の iPhone 3G S は、米国では199ドルで販売されている。この価格には、Apple と独占的に提携している AT&T との2年間のサービス契約も含まれる。

iSuppli による調査は、容量16GB の iPhone 3G S 現物を自社で分解し、部品コストを概算する方法で行なわれた。

大多数の製造業者と同様、Apple も部品のコストや詳細情報を明らかにしていない。部品には必ずしもラベルがついていないため、各部品を特定するのは難しいことがある。また、部品のコストが明らかでない場合もある。

iSuppli によれば、3G S では前モデルの『3G』と同じ部品が数多く使われていて、一部の部品はコストの低減に役立ったという。3G モデルについては、iSuppli は製造コストを174.33ドルと見積もっていた。

「部品とデザインの面で、3G と 3G S には多くの共通点がある。この共通点を利用して材料費を最適化し、電子部品市場の値崩れも活用して材料費や製造コストの増加をごくわずかに抑えながら、メモリや機能が向上した高性能な製品を提供することが可能になっている」と、iSuppli の分解サービス担当ディレクタ兼主席アナリストの Andrew Rassweiler 氏は声明の中で述べている。

「とはいえ、昨年発表された 3G と比べると、部品の選択に関していくつか大きな違いもある」と、Rassweiler 氏は付け加えた。

iSuppli の挙げた違いの1つが、Broadcom 製シングルチップ Bluetooth/FM/WLAN デバイスだ。iSuppli はそのコストを5.95ドルと見積もっている。iSuppli によれば、半導体メーカーの間では高度な一体化を進める機運があり、Apple はそれを利用したという。今回のケースでは、1つのチップに複数の機能がまとめられている。

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