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『iPhone』初のワーム現わる報道によると、オーストラリア国内で「jailbreak 状態 (ロックを解除してカスタマイズ範囲を拡大した状態)」の『iPhone』に入り込む初のワームが見つかったという。
このワームは、一説によればシドニー在住の21歳の Web デザイナ Ashley Towns 氏が作ったもので、『ikee』という名が付いている。ユーザーがロックを解除し、カスタマイズや Apple 非公認アプリケーションの利用を可能にした iPhone 端末のみが、このワームの影響を受ける。 該当のワームが侵入しても iPhone 上のデータは無事だが、「リックロール」型ジョークの新たなバージョンを味わう羽目になる。リックロールとは、元々 Web サイトや掲示板や Eメールにおいて、魅力的な文句のリンクを提示してクリックを誘い、ポップスター Rick Astley 氏が歌う『Never Gonna Give You Up』のミュージック ビデオを見せてがっかりさせるといういたずらだ。 『Australian Daily Telegraph』紙の記事によれば、ikee の場合はユーザーの iPhone の背景画像が Rick Astley 氏の写真に変わり、その写真には同氏最大のヒット曲『Never Gonna Give You Up』のタイトルをもじった字句が入っているという。 セキュリティ製品ベンダー Sophos でシニア技術コンサルタントを務める Graham Cluley 氏は Blog に投稿した記事で、該当のワームはいったん iPhone 内に入り込むと、同一モバイル ネットワーク内で侵入可能な iPhone を探索すると語った。 オーストラリア国外への感染拡大は確認されていない。 上述した Towns 氏自身は、「Ikeeex」という名を使い、このワームの作者であることを『Twitter』で明かしている。安全性の高いパスワードで個人情報を護ることの重要性について、人々の注意を喚起することが同ワームの制作目的だと Towns 氏は主張する。 Sophos の Cluley 氏がワームを解析した結果、作者の主張の裏付けになり得る材料が見つかった。Cluley 氏の Blog 記事によれば、該当のワームのソースコードには「実験用に制作」したことを示す作者のコメントが入っていたという。 関連記事
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