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モバイル2009年12月21日 11:20

【中国】チャイナモバイル、TD 普及に補助金4,000億円投入

この記事のURLhttp://japan.internet.com/allnet/20091221/5.html
著者:EMS One
EMS One 発の記事
チャイナモバイル(中国移動)総裁の王建宙氏は17日、「補助金政策を講じて TD-SCDMA 携帯電話の普及を加速させるつもりだ」と表明した。情報によるとチャイナモバイルは2010年度の TD-SCDMA 補助金額を300億元(約4,000億円)規模に拡大させる。TD ユーザー数は11月以降順調な伸びを示しており、補助金政策の投入によってユーザー数の拡大はより一層加速することが予想される。TD 端末サプライチェーンも本格的に投資強化を始めており、2010年度の TD 市場は大きく飛躍するだろう。

● TD 端末開発に6億元の基金を投入

チャイナモバイルは17日、新たに11機種にのぼる TD 端末を発表した。このうち HTC の中国ブランド Dopod が1機種、MediaTek チップと提携関係にある Leadcoretech(聯芯科技)製チップ搭載機種が4機種、Yulong(宇竜酷派)が1機種、ZTE が1機種、LG が2機種をそれぞれ投入している。

チャイナモバイルは今年、HTC、Huawei、ZTE、サムスン、Hisense、Yulong、LG などに合計6億元(約80億円)の基金を投入して TD 端末の開発を進めた。今回発表された11機種は、いずれもこうした基金を通じて開発の一部がまかなわれている。

チャイナモバイルによると、6億元に上る開発基金は二つに分割され、そのうち3.1億元が高価格端末へ、残りが中低価格端末の開発援助に投入される。高価格端末開発には T3G(天碁)製チップを採用する Motorola、サムスン、Dopod のほか、Leadcoretech 製チップを採用する Yulong、LG が含まれている。

HTC は台湾企業で唯一、開発基金を獲得したメーカーで、17日に行われた新製品発表会では「T8388(麒麟)」を発表した。また、HTC は2010年度に新たに6機種の TD 端末を投入する予定で、高価格帯のハイエンドユーザーをターゲットに掲げている。

● 相次ぐ販促強化、ユーザー数大幅拡大の見通し

TD 端末はサービス開始時こそ準備不足を指摘する声が多かったが、現在は241機種にラインアップを拡大している。内訳は携帯端末が70機種以上、固定無線電話が31機種、それ以外が Netbook や TD 無線カードなどとなっている。

王建宙氏は17日、「TD 端末は好調な売れ行きで供給不足の状況にある。現時点のユーザー数は400万戸で、年末までに500万戸に拡大する見通しだ」と表明している。同社では2010年度の TD ユーザー数獲得目標を3,000万戸に設定しているとみられ、ユーザー端末の充実や補助金政策の拡大により、ようやく TD 市場が活況に沸きそうだ。

Dopod「T8388」
Dopod「T8388」
記事提供:EMS One
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