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Nokia、『Symbian OS』のオープンソース化をついに実施フィンランドの携帯電話メーカー大手 Nokia は4日、傘下の Symbian Foundation が、Symbian OS を『Eclipse 公衆利用許諾契約書』(Eclipse Pubilc License) の下でオープンソースとしてリリースすると正式に発表した。Symbian Foundation は、Nokia が Symbian 買収後に設立した組織だ。
Nokia は2008年6月、既に自らが株式の大部分を保有していたモバイル用オペレーティング システム ソフトウェア企業 Symbian の全株式を4億1000万ドルで取得し、その際、『Symbian OS』をオープンソース化してロイヤリティ フリーの新たなモバイル ソフトウェア プラットフォームにすると約束していた。今回これがやっと実現したことになる。 Symbian Foundation のグローバル アライアンス統括責任者で、米国におけるゼネラル マネージャを務める Larry Berkin 氏は、取材に対し「われわれは長い時間をかけて、当団体のパートナーたちと共同で調整を進め、コードに磨きをかけてきた。われわれはそのことを大変誇りに思っている」と答えた。また同氏は、Symbian OS のオープンソース版リリースが、同団体が当初予測していた2010年6月よりも4か月早まった点にも触れた。 Nokia にとって、良いニュースは何であれプラス材料となる。同社は、米国携帯市場においてスマートフォン (Apple の『iPhone』、Research In Motion (RIM) の『BlackBerry』、そして直近では各種の『Android』搭載端末) が続々と登場し、販売シェアを伸ばしている現状を目の当たりにしてきた。それでもなお、同社は欧州市場では首位の座を維持しており、世界的にもモバイル機器メーカー大手としての地位を保っている。また、Symbian OS は、約10年前にリリースされて以来、世界中で3億3000万台もの機器に搭載され、出荷されてきた。 調査会社 IDC では、今回の動きについて、Nokia が Symbian OS の採用をさらに増やす牽引力となる可能性が十分にあると評している。 IDC のアナリスト John Delaney 氏は、声明で次のように述べている。「スマートフォン プラットフォームにとって、開発者に対しそのプラットフォームならではの独自性を提供することがますます重要となっている。世界で最も広く利用されているスマートフォン プラットフォーム (である Symbian) のオープンソース化は、こうした要求にまさに応えるものだ。今回の動きが業界の動きをどう変えるか、その今後に期待が高まる」
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