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2009年Q4のスマートフォン市場、前年同期比39.0%成長―IDC市場調査会社「IDC」は4日に発表した最新のレポートで、「2009年第4四半期(10〜12月期)の全世界スマートフォン市場は四半期ベースで過去最高となる伸びを示した」と表明した。
2009年第4四半期のスマートフォン出荷量は合計で5,450万台に達し、前年同期から39.0%の伸びを示した。また、2009年通期のスマートフォン出荷量は合計1億7,420万台に達し、前年の1億5,140万台から15.1%の伸びとなっている。なお、2009年に出荷された携帯電話に占めるスマートフォンの割合は15.4%となり、前年の12.7%から2.7ポイントの伸びとなった。 IDC の Raman Llamas 氏は、「上位5社の中、4社が四半期ベース出荷量で過去最高を記録した」と指摘している。 ● 2010年の市場見通し IDC の Kevin Restivo 氏は、「2009年のスマートフォン市場は Google の Android OS、Palm の WebOS といった新たな OS の登場によってユーザーを取り巻く機能性が拡張された。2010年は Symbian、Windows の新バージョンが投入される見通しで、各 OS が競争を繰り広げる中でアプリケーションやユーザーエクスペリエンス拡大が進み、消費者の購入心を引きつけることになるだろう」と指摘している。 ● トップ5スマートフォンメーカー 1.Nokia タッチスクリーン搭載機の拡充が進み、5800、N97、N97 mini、5530といった製品が売上げと利益の両方を牽引した。また、E series の競争力も特筆されるべきで、同社の端末構成の重要な位置を占めている。そのほか、旧モデルの値下げ販売に踏み切ったことが販売量の拡大を生むことにつながった。 2.Research In Motion 2009年は同社設立以来、初めて年間1,000万台の出荷を達成する年となった。新たに投入されたハイエンド端末の Bold 9700、タッチスクリーン搭載の Storm 2 9550、マスマーケット向け8520が製品ラインの充実度を深め、加えて低価格の Curve、Pearl などが2年契約ベースで無償配布されるなど、出荷量の増大を推進した。 3.Apple iPhone は前年同期からほぼ倍増の出荷を記録している。休暇シーズン中の販売も下落することなく続き、同一マーケットにおける複数キャリアとの提携がさらなる販売量拡大につながっている。第4四半期には世界最大キャリアの1つ、チャイナユニコムとの提携も開始された。 4.Motorola 1年以上のブランクからトップ5に返り咲き。予定通り同社初の Android スマートフォン DROID を Verizon から発売したほか、複数キャリアを通じて CLIQ/DEXT の投入を行い、合計200万台に上る出荷を達成した。 5.HTC HTC は第4四半期に新たなマーケティングキャンペーン「you don’t need a phone, you need a phone that gets you」を展開した。同キャンペーンの正否を問うのは早計だが、消費者に対する HTC のブランド認知度を推し進めたことは確かだ。HTC はタッチスクリーン搭載端末の拡充を進め、さらに Android ベースの Eris、Hero 投入によって Android の選択肢を拡大している。 記事提供:EMS One
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