前途有望、Microsoft のパートナー プログラムパートナー認定プログラムは、ASP 業界では珍しいものではない。
新興 ASP 企業に『認定証』を授けるというプログラムは、IBM、Sun Microsystems、Cisco Systems といった IT 巨大企業によって、すでに行われている。 Microsoft は、昨年秋に発表した『Microsoft Gold Certified Partner(認定パートナー)』プログラムに今年3月、ASP 企業向けのプログラムを追加した。そもそもこの認定プログラムは、電子商取引ソリューション、ソフトウェア製品、サポート サービス、エンタープライズ システムなどを提供するソフトウェア企業やサービス企業をターゲットとしていたが、今回の追加で、ASP 企業も Hosted Exchange、Office Online、Managed Desktop、Windows Media および電子商取引といった特定ソリューションの Gold 認定を受けられるようになった。 Microsoft は認定にあたり、ポイント ソリューションには、アプリケーション能力の査定を行い、より広義な意味を持つアプリケーション ホスティングには、ビジネスプロセス、オペレーションインフラなど ASP のあらゆる面からの査定を行う。 3社がパートナーとして認定される こうしたパートナー認定プログラムは、Microsoft の ASP イニシアチブの一環であるばかりでなく、Microsoft .NET 構想の一環でもある。Microsoft は、認定を受けたパートナー企業が市場の信頼を獲得すれば、.NET ソフトウェアやサービス市場の拡大を図ることができると考えているのだ。 パートナー認定の資格を得るためには、まず ASP は、サービスレベル契約書をエンドユーザーに提出しなければならない。Microsoft は、情報システム管理の基準である Information Technology Infrastructure Library(ITIL) を使ってパートナー認定を行う。ITIL はアプリケーションの管理や配備の技術認定で11年の歴史を持つ。 そもそもこの基準は IBM のメインフレームシステムの査定のために開発されたが、Microsoft はこの基準を、Windows 2000/PC プラットフォームに適用し、10の IT 能力の中心要素の測定と、Microsoft とそのパートナー企業ソリューションをホスティングするための ASP のサービス準備度や能力、キャパシティを評価するために活用している。 Gold 認定を受けるためには、 ASP は、まずどのソリューションで認定を受けたいのか、 そしてそのソリューションをどのように配信し、管理するのかについての書類を提出する。一方、Microsoft は、ASP のセールス、マーケティング能力から社内教育技術まで、すべての技術インフラと作業構成を吟味し、ASP がサービスレベル契約内容に反していないか、顧客が満足しているかどうかについて、四半期毎に顧客調査を行う。 パートナーに認定されるには、ASP は大きな投資が必要 Microsoft はこのプログラムのプロモーションを、直下の営業部門や Microsoft.com を利用して行っているが、その一方で .NET 政策のプロモーションの一部にも含めるつもりでいる。すでに20の ASP が認定を受け、さらに認定資格をクリアしている ASP にも同プログラムへの参加を促している。 このプログラムが顧客に対する宣伝効果を持つのはもちろんのこと、Microsoft 関連の ISV やチャンネルパートナーを獲得する場合も、より優位に働きそうである。 Microsoft は、このパートナープログラムが .NET 政策を推進すると考えている。つまり ASP がパートナープログラムに参加すれば、同じ標準を持ったシステム配備、インタグレーション、システム管理を行うことができ、それ相応の市場利点が得られるというわけである。
Microsoft の力を過小評価するな
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