「旅窓」買収でトラベルサイトはどう変わる? すっかり秋らしくなり、旅行サイトも温泉・紅葉のシーズンに向けたコンテンツへの衣替えが進んでいる。
9月 第2週(9/8〜14)には、有力サイトの利用者がいずれも高い伸びを見せた。(表1)
先日、「旅の窓口」を運営するマイトリップ・ネットを楽天が 323億円で買収するというニュースが流れた。 楽天自身が昨年「楽天トラベル」を立ち上げたばかりだったので、大きな驚きがあったようだ。 登録会員数では国内最大の「旅の窓口」であるが、利用者数では、「Yahoo!トラベル」 「イサイズじゃらん」など強力なライバルサイトも多いのが実状。 9月第2週もいずれも40万人台で拮抗している。 現在「旅の窓口」と「楽天トラベル」の両方の利用者は意外と少なく、サービスが統合されたと仮定すると、両者を合わせた利用者(重複を除く)は約60万人となり、 頭ひとつ抜け出す格好だ。楽天市場を、ヤフーやイサイズのようにポータル(玄関)として活用できるのも強みとなるだろう。(表2) もちろんショッピング同様に「購入(予約)してくれる利用者」を伸ばすことも不可欠だ。「旅の窓口」の総訪問者数のうち、 実際の予約過程で利用されるセキュアサイト (https://aps1.mytrip.net)の利用割合を見ると、18% 程度にすぎない。 ユーザーのショッピング行動を熟知した「楽天」の「買わせるノウハウ」は、ヤフーやイサイズ、JTBなどにとっても脅威になってくるのではないか。
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