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ビデオリサーチインタラクティブコラム(情報システムが社会を変えた)
最近実感するのは音声通信です。いわゆる電話です。10年前まで海外にいる
友人と電話で話すと、おしゃべりな私は1万円近くの請求書が来ていました。いま
はインターネットを利用して通話をするため、日本からカナダの友人の携帯電話
に電話をかけじっくり話し込んでも、数百円で済んでしまいます。これは恐ろしい
変化です。
さらに先般の福岡での地震の折、ニュース速報3分後に福岡市内にいる知人の 携帯に電話をしましたが、携帯からも自宅の電話からも回線が込み合ってつなが りませんでした。しかし今話題の Skype(スカイプ)で 福岡の知人の携帯に電話したところ一発でつながりました。これには正直驚きで す。本当に便利になりました。メリットを強く感じる部分です。 では、問題点はないのでしょうか。便利になったからこそ問題なこと便利にな れば何か問題が生まれます。どうやらインターネットも例外ではないのだと感じ ることが多々あります。 最近問題になっているフィッシングメールは、あたかもあなたとインターネッ ト上でかかわりの深い決済金融機関であると成りすまし、あなたのクレジットカ ードや個人情報を報告させ悪用します。インターネットそのものの構造を理解し ていれば、いくぶん疑いを持って判定つきそうなことなのですが、テレビの映像 と音声がなぜ別々に送信されているのかを知らなくても困らないのと同じように、 インターネットを利用している多くの方はパソコンをテレビと同じように家電売 り場で買い便利な部分だけを活用しているのですから、インターネットの構造を 理解してから購入しているわけではありません。落とし穴に落ちるのはある意味 当然と言えます。 では何がテレビと違うのかというと、情報を受信している側でアクションを起 こさなくとも、送り手が送りつけたメールやワームと呼ばれるプログラムが、意図し ない状態にもかかわらず、個人情報を送り手側に持ち出してしまうことに問題が あります。これはテレビのような片方向の仕組みでは起こりえなかったことであ り、双方向の通信によって起こってしまった必然と見ています。しかも、パソコ ン通信のように特定の主催者の内部間通信ではなく、膨大で解き放たれた世界の どの国の誰かさえ見当もつかない「誰か」が、あなたの情報を「吊り上げよう」 としているということなのです。 コンピュータが世界中のコンピュータとつながり、インフラとして社会に浸 透したことによって、情報システムが社会に変化をもたらせてしまったというこ とだと考えています。(執筆:住商エレクトロニクス/吉田柳太郎) 関連記事 最新トップニュース
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