![]() ![]() ![]() ![]() Web 制作会社の選び方―「運営の質」を提案できるか(ビデオリサーチインタラクティブコラム)この記事のURLhttp://japan.internet.com/atlas/20060313/1.html
著者:前野智純
国内internet.com発の記事
クライアントから、
「大手企業に見積もりを頼んだところ、
予想をはるかに超える金額の提示があった。
これは果たして妥当なものなのか、
一度見てほしい」
そんなセカンドオピニオン的なものを求める相談をよく受ける。
どこにどれだけ投資すればいいのか、
それを担ってくれる企業(制作会社)をどのように選別すればいいのか、
見当もつかないというのだ。
提案内容と価格を見ると、 たいていの場合は「その規模のリターンを期待しているのだったら、 これくらいの投資は必要だろう」と思えるような内容が多い。 「こんなに大きなリターンを期待しているのに、これが高いと思うの?」と、 ビジネス感覚を疑ってしまうケースもある。 もっとも、Web 制作会社やソフトハウスに、 「クライアントが求めるリターンのための戦略を提案する」という感覚がないところもあるので、 注意が必要だ。 見積もりを頼んだ会社が、 そのような感覚を持っているのかどうかが分からないので、 不安になるのだろう。 もうひとつ不安にさせる要素は、「大都市と地方の温度差」だ。 そのようなクライアントは、 同時にソフトハウスや Web 制作会社などに合い見積もりを取っているケースが多い。 それら地方の会社と大手企業の価格差があまりにも大きい場合もあるので、 クライアントが不安になるのだ。 同じ提案なら、価格が安いほうに流れがちだ。 しかし、ことはそう単純ではない。 ある有名コンサルタントの書籍には、 ビジネス用途で Web サイトを作成する場合は、 少なくとも営業マン一人に費やす3年分の人件費程度は投資すべきだ、 と書かれている。 (『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』石原明著、サンマーク出版) これを読めば、多くの読者は驚くだろう。 人件費が仮に年間500万円とすれば3年分で1,500万円。 中小企業で、Web サイトにそれだけの投資をしているところは少ないはずだ。 しかし、Web ビジネスに限らず、 一般的に数十万〜百万円程度の投資でどんなビジネスができるかを考えてみれば、 この考え方は極めて正しいと私は思う。 投資額とリターンの大きさは比例するのがビジネスの常識だ。 であるならば、価格だけで判断しては絶対にいけない。 Web サイトに何の戦略性もなければ、 ビジネスとして運営していくのは困難だ。 すべてのビジネスはゴーイングコンサーン、 つまり継続性のあるものである。 ビジネスを継続させるには、戦略性が必要だ。 どのような運営体制で、 どの程度の期間で、 どれくらいの成果を上げようとしているのか。 それを明示した上で、 具体的にどんな戦略性を提案してくれるのか。その辺が最重要なのだ。 問題は、 クライアントが求めるものをフロントエンドとバックエンドに落とし込む「サイトの戦略性」と、 結果を検証しながら成長させていく「運営の質」である。 その戦略が盛り込まれている提案なのかどうかだ。と私は考える。 (執筆:前野智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ代表取締役社長)
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。 ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。 |