CyberAtlas2006年6月5日 09:00
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ホームページの「アクセスビリティ」を問う(ビデオリサーチインタラクティブコラム)

この記事のURLhttp://japan.internet.com/atlas/20060605/1.html
著者:米山徹幸
国内internet.com発の記事
4月25日、 大和インベスター・リレーションズによる「2006年インターネット IR(投資家向け広報)サイトの優秀企業」の255社が発表された。

優秀企業は前回の195社から60社も増加。 株価や財務情報、プレゼン関連、コンタクト先など、 基本的なコンテンツも改めて問われた。

ここで見逃してはならない点がある。 どんなサイトも訪問するユーザー第一主義が貫かれているだろうか。 例えば、求めるサイトにスムーズに難なくアクセスできるかどうか。 アクセシビリティだ。

これがサイトの好感度を大いに左右する。 しかし、残念ながらこの点では、 優秀企業255社がすべて「優秀」だとはいいきれない。 理由はサイトデザインにあるのか、 エッジなテクノロジー展開に鈍感なせいなのか、おそらくその両方だろう。

そんなことを思っていたら、 アクセシビリティを掲げる格好のサイトに出会った。 ロンドン証券取引所に上場し、 全国に約2,000店を展開する英国の大手パブチェーン、 Mitchells&Butler は、 トップページに「アクセシビリティ」を大きく掲げているのだ。

「私たちは、 お客さまが役立つサービスや情報にアクセスができるようにと、 懸命です」という一文で始まり、 「サイトデザインが悪いだけで、 使いたい Web サイトを見つけられないインターネットユーザーが少なくありません」 「当社のサイトは、 できる限りのアクセスができるようにデザインしており、 スクリーンリーダーなど、 身障者の方々が利用されるテクノロジーにも配慮しております」。

具体的には、 「Web サイトを訪問される方は、テキストの大きさ、色彩、 スタイルシートを調整でき、また、 マウスではなく、キーボードのアクセスキーを利用できる」というのだ。

「アクセスキー」を使う Windows ユーザーは「Alt」を押し続けながら、 適当なアクセスキーを打つ。 そうすれば求めるサイトに飛んでいく。 2つのキーを押し続けながら「Enter」を押してもいい。 たとえば「アクセシビリティ」ページには、 「Alt」と「0」を押しながら「Enter」を押す。 「ホームページ」は「Alt」と「1」を押し続けて「Enter」を押す。 ほかのページなら「Alt」と「S」を押し続けて「Enter」を押す。 サイトマップは「Alt」と「3」を押し続けて「Enter」を押す。

Mac ユーザーの場合は、すべて、「Alt」が「Ctrl」に置き換わる。

また、次のようなサイトマップの利用案内も載せた。 「この Web サイトをナビしようとする方は、 ページの左サイドにあるメニュリストを活用してください。 スクリーンリーダーを使えば、 求めるメニューへのアクセスが開けます」

フォントサイズやスタイルシートついても言及し、 何か問題があったり、 コメントがあれば、 フィードバックのために電子メールを送ってほしい、とアドレスを掲載した。

2005年12月、学生や消費者、 金融業界の人たちを対象に金融教育を行う英国の非営利団体、 ifsProShare が Mitchells&Butler を「個人投資家向け Web サイトベスト賞」の受賞者に選出したが、 その理由に「イージーなナビゲーション」が挙げられた。

さすがに、個人向け Web サイトとあって、 ここでは、サイトにアクセシビリティを重視する視点を取り込んでいた。 (執筆:米山徹幸/大和インベスタ−・リレーションズ理事)

記事提供: VideoResearch



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