| CyberAtlas | 2007年4月16日 09:00 |
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Second Life が見せたリアルな仮想社会 2 著者: 吉田 柳太郎 ▼2007年4月16日 09:00 付の記事 □国内internet.com発の記事 前回紹介した「Second Life」で、いま何が起こっているのか。 そんなところをお伝えしながら、私の視点を掘り下げてみようと思います。 それにしても何故「すごい!」とここまで報道がされているのでしょうか。2007年3月末現在で、ついに人口は500万人を突破したそうです。(Second Life のトップページには、最新アカウント数などが表示されています。) ところで、実際に「Second Life」を試された方はいらっしゃいますか。ほとんどの方々のご意見は、「難しい! よくわからない! 何でもかんでも金か!」「やけに広告が多いな」といったイメージで、「これほんとうに流行ってるの?」と思われた方々が多いのではないでしょうか。率直に言って、現状の Second Life が持つインターフェイスはなかなかハードルが高いものと思われます。私なんか空を飛ぶのを覚えるだけで、必死だったりします。 個人的に「すごい!」と思うのは Reuters 通信社です。それはリアルと Second Life の両方からアプローチできる仕組みになっているからです。 さて、とにもかくにも私が、「なるほど!」と感じている部分はそのアルゴリズムにあります。そもそもアルゴリズムとは、ある答えに辿り着く為の明確なプロセスだと考えています。例えるなら料理をレシピ通りに作ったのに違う料理になってしまったら、アルゴリズムが間違っていたのか、情報を故意に改変して与えたかのどちらかになります。つまり、「誰もが同じプロセスを踏めば同じ結果に辿り着くもの」がアルゴリズム、という訳です。 この「Second Life」は誰もが等しくものを作り、作った人に著作権が自動的に与えられ、コミュニケーションをとり、自分以外の人に何かを提供すれば対価が手に入り、そしてそのすべての行為が、仮想社会の中で完結するという考え方です。例えば、現実には結婚していなくとも、この仮想社会の中では10ドルあれば結婚できます。Linden Lab 社に通知すれば OK なのです(離婚はなぜか25ドルです)。さらにはリアルマネーに換金できることまでがセットになっています。 ある意味、目的がないと明確に行動できない訳ですから、ゲームのつもりでやってくると、誰も目的を与えてくれないのでかなり戸惑うことになります。さらに、自ら考えなければ、なにも生み出すことができません。まさに人生の論理そのものだと感じています。 しかし、この仮想社会には国境を越えたパラダイムシフトの潮流が感じられます。国家とは何か、何のために税金を払うのか(大手企業や富裕層は税金の安い国にシフトしているのも事実です)などを考えさせられます。ともすると、現実の世界は、風俗・言語・食文化しか残らないのかもしれない。そんな予感を感じさせてくれるのが Second Life なのです。日本語版まもなく公開! (執筆:吉田柳太郎/住商情報システム株式会社 IT セキュリティアドバイザー) 記事提供:株式会社ビデオリサーチインタラクティブ ![]() |
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