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2009年9月14日 10:40
IR 活動に浸透するツイッターのとまらない勢い(ビデオリサーチインタラクティブコラム)世界で利用者が急増中の Twitter(ツイッター)は、140文字以内の「つぶやき」のような短い言葉をネット上に投稿し合う無料のサービスである。
ミニブログともいわれ、短文で素早く他の会員と情報を交換できるライブ感でユーザーの好感度も高い。 09年6月、ツイッターはユニークビジターだけで4,450万人を突破した(米国調査会社調べ)。 この夏、ツイッターに関連する2つの報道が IR 関係者の間を駆けぬけた。 まず、7月31日、米広告大手 Burson-Marsteller が、総収入ランキングの米企業トップ100社をリストアップした「フォーチュン100」の各社を調べたところ、ソーシャルメディアの中で、ステークホルダー向けの広報にツイッター(54%)を活用している企業が Facebook(29%)や Blog(32%)より多いという結果が判明したと発表した。 そして、この3つのソーシャルメディアの中から1つだけを利用する企業は21%で、そのうち1つだけを利用する場合、「ツイッターのみ」とした企業が76%に達した。 さらに Blog とツイッターを併用する企業は64%で、ほぼ3社に2社の割合となり、ツイッターの強さが明らかになった。 ツイッターを利用している企業の94%が最新ニュースやリリースに関連した情報を発信し、67%が顧客サービスに活用し、質問に答え、ほかの情報も流す。 また、8月26日、IR サイト向けソフト大手の Q4 Web Systems(本社カナダ・トロント)は、ツイッターにアクセスのある公開企業80社を調査し、そのうち44社が投資家向け広報(IR)でツイッターを利用していると発表した。ツイッターを利用する割合は半数を超す55%だ。 この44社のなかで四半期決算に使わなかったのは5社にすぎない。利用した39社のうち68%がプレスリリースとのリンクを用意し、11%がプレスリリリースと Web キャスティングにリンクを張っていた。 例えば、ネットワーク機器最大手の Cisco Systems は、CEO(最高経営責任者)や COO(最高財務責任者)のインタビュー ビデオにリンクし、同様に Time Warner では CEO が決算結果を語る動画共有サイトのユーチューブにリンクを張っている。 2つの調査報告とも、6月10日、全米 IR 協会(NIRI)の年次大会で、Q4 Web Systems の Darrell Heaps CEO が明らかにした「ツイッターは情報の更新通知に利用され、Blog は一部に優れたものはあっても、さほどの広がりがなく、Facebook はマーケティングや求人に利用されている傾向」という指摘を裏付ける内容だといえる。 ところで、日本企業の IR 活動でツイッターの利用はどうか。話題にはなるが、多くの企業にとってツイッターの利用はこれから検討する課題のようだ。IR 担当者としては携帯サイトのコンテンツとの関係もある。 それにしても、急速な勢いで企業の広報・IR に浸透する「ツイッター」の動きから当面、目を離せない。 (執筆:米山徹幸/大和総研) 記事提供:株式会社ビデオリサーチインタラクティブ
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