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2009年11月2日 09:00
「書店営業ツイッターの旅」のストーリー(ビデオリサーチインタラクティブコラム)Web におけるコミュニケーションには、何よりもストーリーが必要です。この場合のストーリーとは、相手の感情を動かすエピソードや仕組みを指します。
ミリオンセラー「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」の著者山田真哉氏による「書店営業ツイッターの旅」には、人間の感情を刺激するストーリーがありました。 現在、ブームになっている140字以内のつぶやきで繋がるマイクロブログ「Twitter」(ツイッター)。 「書店営業ツイッターの旅」は、そんな Twitter を使った日本初のユニークな書籍プロモーションです。 プロモーション自体は、新刊の発売に合わせ、山田氏自身が自腹で全国の書店をまわり、本を置いてもらうようにお願いするというもの。 著者による一般的な書店営業との違いは、どの時間にどの書店に行くかを Twitter で告知し、そこに集まってきてくれた読者に、自身が制作した同人誌『山田真哉の玉手箱 Vol.1』をプレゼントするという仕掛けです。 また、書店での様子や掛かった費用などもすべて Twitter で公開し、書店情報、交通経路、ご当地のグルメ情報なども Twitter で募集します。 普通ならば、著者および編集者が書店をまわるだけのイベントに、一般人も巻き込み、販促や話題づくりに繋げようという試みです。 10月17日の神戸を皮切りに、11月28日の名古屋〜津まで、週末を中心に全国19都市を回る予定。またその日の出来事は、後日、特設サイトにまとめられアップされます。 仕掛け自体は単純ですが、このプロモーションは、全国紙にも取り上げられ一部で大きな話題を集めています。 では何がメディアや多くの人の心を掴んだのでしょう? それは、このプロモーションが一般の人々が参加できる、ストーリーを作っているからです。 Twitter そのものが、インタラクティブ性の強いメディアですが、リアルでのイベントを絡めることで、よりインタラクティブ性が強まりました。 実際に書店に行く人はもとより、行けない人も、「今、どこの書店にいてどんな感じなのだろう」と、山田氏の行動が気になり、Twitter でフォローするようになったのです。 実際に、10月17日〜19日の神戸・大阪遠征で、山田氏は財布を紛失するというアクシデントが発生しましたが、それを Twitter でつぶやくと、多くの人からの励ましや情報提供があり、とても励まされたといいます。 インタラクティブなやりとりが、著者と読者を一体化させ、ストーリーを紡いでいったのです。 このように、優れたコミュニケーションには必ずストーリーがあります。あなたの会社の Web コミュニケーションには、インタラクティブなストーリーがありますか? (執筆:川上徹也) 記事提供:株式会社ビデオリサーチインタラクティブ
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