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改札口で健康診断!? (2008年01月21日)


京都に本社を置く株式会社フジタカが、成人識別対応顔認証システムを搭載したタバコ用のスマート自動販売機を1万台投入する準備を進めている。未成年と認識された場合は運転免許証を挿入しないとタバコを購入できないが、免許証さえ挿入すれば商品を販売してもらえ、年齢より若く見えることをほめてもらえるのだと思う。あるテストでは90%の認識精度が確認されている。

 

だから? 

 

そもそも、なぜ最初から免許証を挿入させないのだろうか?年齢を判断しようとすれば、年齢より老けて見えるティーンエイジャーに商品を販売する可能性も出てくる。さらに、運転免許証の確認を義務づければ、個人別の喫煙量の統計もとれる。集団/個人診療用の重要な公衆衛生データにもなるのだ。

 

実際、さまざまな公衆衛生データを収集することができる。つまり、自動販売機の前に立っている人たちは、それが販売する商品をどうしても手に入れたい人たちだ。これを活用しない手はない。血圧や脈拍測定用のバンドを用意したり、体重計にのせたり、肺活量(およびアルコール濃度)測定用のマウスピースを用意しても良い。不便だと思うか?屈辱的だろうか?もちろんだ。だからといって彼らはどうするだろう?買うのをやめるだろうか?そうは思えない。

 

もしこれがうまくいったら、非喫煙者のデータも収集できるよう、次はすべての自動販売機(日本の自動販売機普及率はかなり高く、ほぼ何でも購入できる)に医療診断機器を搭載するのが当然の流れだ。時間の関係から、テストはさまざまなタイプのマシンに分散する方が理にかなう。たとえば、視力テストはおにぎりの自動販売機で、反射神経はビールの自動販売機でといった具合だ(もちろん、各種検査器具の装着が必要な自動販売機にはプライバシー確保用のカーテンも設置する)。

 

健康診断対応自動販売機は強力な公衆衛生ツールになり、練習すればいずれは慣れるだろう。自動改札を通るたびにへんとう腺の検査をする(「あ〜」という言わされるアレだ)のも自然に感じるようになるはずだ。