再び Twitter について (2008年04月02日)
ソフトウェア開発者、グラフィックデザイナー、そしてさまざまな分野の有名人多数が集まる祭典、「South by Southwest」カンファレンスから先ほど同僚が戻ってきた。彼によると、Twitter の流行が大ニュースだという(Twitter の詳しい説明は こちら)。
だから?
筆者は以前にも一度 Twitter について書いたことがある。厳しい書き方だった。Twitter は140文字以下のメッセージ(「Tweets」)の投稿が可能なマイクロブログサービスだが、これは英語を書くのに十分な文字数ではない。友人でも、親類でも、あるいは情緒不安定気味の人でも誰もがあなたのコメントを読むことができ、あなたは自分の一日の行動を事細かに知らしめることになる(「座る、昼食を食べる、退屈する、かゆいところを激しくかく」など)。筆者は Twitter に対し、1)筆者は人生を生きるのに精一杯でその内容を詳しく書く暇などない、2)筆者が毎日することを必死になって読もうという暇のある人間は自分が毎日することを見つけた方がよい、という2つの感想を持っていた。
だが、筆者は大きな間違いを犯していた。なかには、自分の日常ではなく自分の考えを書き込んでいるユーザーもいたのだ。実際、Web 2.0の周辺では巨大なハイブマインド(集合精神の一種)が働いていて、メンバーの全員(もしくは大半)がほかのメンバー全員(もしくは大半)の Twitter ストリームを購読している。考えが生まれ、意見が交わされ、分散し、融合する。ブログがもはや読むだけでは不十分であることは明白だ。何かあってもブログに書き込まれるころには古くなってしまう。もし本当に最新情報を把握していたいなら Twitter を利用しなくてはならない。
Twitter は授業でも利用されている。academHacK (Tech Tools for Academics)の David Parry 教授は Twitter をうまく使うことで、自分と学生の間に「コミュニティー」を作り出したり(授業中にお互いを尊重するようになった)、授業終了後も議論を続けたり、講義の準備中に学生から即座にコメントをもらえるようになった。質問すれば回答がほぼ瞬時に返ってくるなど、即時フィードバックは Twitter のカギを握る機能のようだ。さらに、単語を購読することも可能で、その単語を含んだ Tweets を取得することができ、自分と同じことに関心のある人も探しやすい。
筆者はハイブマインドを強烈に支持している。地球上の生命の全体的 IQ を高めることが、残された唯一の希望だと思っている。一方で、これ以上毎日の作業が増えるのは御免である。何かをあきらめなくてはならなくなる。あきらめるのは昼食の時間かもしれないし、かゆいところを掻く時間かもしれない。

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