アクセンチュア・テクノロジー・ラボの Enterprise Knowledge Retention (2008年02月21日)
アクセンチュア・テクノロジー・ラボの「Enterprise Knowledge Retention (EKR)」ツールは、オフィスワーカー間の知識の伝達を容易にすべくデザインされた統合アプリケーション・スイートだ。当初はアウトソーシング業務(「Rapid Transition Suite」の名前で大成功を収めた)用にデザインされたが、最近では M&A や定年退職者の急増に対処する知識伝達促進に一役買っている(海外市場進出の促進に活用する議論も出ている)。
だから?
団塊の世代が定年を迎え始め、若い世代では頻繁な転職が一般化するなか、個人の枠を超えて組織の知識を管理することが重大な課題となりつつある(若い世代が頻繁に転職を繰り返すのは、人生を謳歌するためでも、不満があるためでも、無責任であるためでもない。常に「不足している」リソースであり、需要が絶えないからだ。つまり、断り切れないオファーが増えているのだ)。オフィスワーカーの自然減が進むと、企業はスキルのあるオフィスワーカーの不足が原因で衰弱しないよう、新しいツールや新しいソリューションを求めるようになる。そのようなツールの1つとなりえるのが、Enterprise Knowledge Retention だ。
実は、Enterprise Knowledge Retention (EKR)はツールでもあり、方法論でもある。この方法論は、伝達する役割、責任、そしてスキルをどう判断するかなど、その伝達プロセスをどう管理するかについても規定している。このツールは、実際はスイート製品となっており、音声による注釈付きの画面録画機能(スキルの実例を取得する)、インスタントメッセージや電子メールのアーカイブ(準公式のこれらのチャネルには暗黙の情報も多数含まれている)、掲示板のスレッド(こちらもアーカイブして検索できる)、そして作業用のドキュメントや成果物の統合レポジトリなどで構成される。
公平な立場のオブザーバーとして言わせていただくと、EKR は知識移動の問題に非常に多くの角度から取り組んでおり、魅力的だと言える(個人的にもそのような感じかと思う)。これに関する詳細な情報は、この分野のトップを務めるアクセンチュア・テクノロジー・ラボのMary Hamiltonまでお問い合わせいただきたい。

コメントする