アクセンチュア・テクノロジー・ラボのベータシステム:SABLE (2008年05月02日)
アクセンチュアのテクノロジー・ラボが同社の Knowledge Exchange (KX)の各パーツ用検索エンジン、「SABLE」(Search, Analyze and Browse Large Environments)を開発した。SABLE は、ドキュメント検索(PowerPoint、Word、PDF など)、高速プレビュー、ブックマーク、そしてエキスパートの識別をサポートする。これは、Accenture 関係者向けにhttps://sable.techlabs.accenture.comで公開されている。
だから?
SABLE は、従来の検索機能に加え、アクセンチュア・テクノロジー・ラボが開発した社内エキスパートデータベースに対しても Web サービスを利用する。ドキュメントを検索していても、実際は、著者を検索していることがほとんどだ。ドキュメントも(見つかれば)役立つが、何よりその著者が見つかれば大いに助かる。この著者からは、貴重な参考資料だけでなく、最新の資料も入手することができる。SABLE は、検索結果として、明確にエキスパート(そしてドキュメント)を含めることで、このプロセスを省こうとしている(この機能はまもなくリリースされる)。
また、SABLE はソーシャルブックマークのトレンドも押さえている。見つかったドキュメントはすべてブックマークし、1つ以上の用語(「アーキテクチャ」、 「テスト」、 「要件」、「貧困」、 「UFO」など)を使って公開タグをつけることができる。そして、あとからこのタグを使ってブックマーク(さらには、同じ内容のタグを使った人のブックマークも)を検索できる。ソーシャルブックマークは、参加者ユーザーにとって有益となる資料をインデックス化するためのツールだ。
SABLE は RIA (Rich Internet Application)だ。これはつまり、Web プログラムというよりも、デスクトッププログラムのような動作をすることを意味する。高速でなめらかに動くのは、コードの大半が(Web サーバ上ではなく)ブラウザ上で動作し、多くのデータがローカルにキャッシュされていることも要因となっている。
SABLE は、主にドキュメントのプレビュー機能のなかで RIA の力を活用している。たとえば、PowerPoint のデータが見つかると、SABLE は瞬時にスライドの中からランダムで20枚のスライドを拡大表示させる。このプレビュー機能は、従来のドキュメント検索エンジンに良くある「ダウンロードする」、「待つ」、「開く」、「精査する」、「却下する」、「削除する」、「ウンザリしてやめそうになる」という一連の作業よりも格段に高速かつ便利だ。高速なプレビューは検索よりもブラウジングを促進し、SABLE ユーザーは KX ユーザーより4〜8倍多くのドキュメントを検索している(ただし、Accenture KX の Find 機能にはレポジトリの一部に対応したドキュメントプレビュー機能が先ごろ追加された)。
以上が SABLE の説明だ。(Accenture 関係者ならば)ぜひ試し、感想を聞かせていただきたい。(われわれの励みになる)ユーザーや(ボタンを押すだけで送信できる)フィードバックは大歓迎だ。よろしくお願いしたい。

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