人月の壁 -顔の見える仕事を- (2007年11月26日)
「きつい、厳しい、帰れない」職種であることは否定できないが、
新卒の学生がITエンジニアを選びたがらないことを寂しく感じる。
開発の仕事の際、人月工数で価格が決まることが多く、
どれだけ働いても儲からないという状態から脱するために、
マネージャーやコンサルタントへのキャリアアップが推奨されているが…
ITエンジニアってそんなに嫌な仕事なの?
自分の作ったサービスやシステムが多くの人に使われて、
それで喜んでくれる人がいたり、世の中に貢献できたりする。
そんな仕事ってなかなか無いと思う。
だからといって、人月工数の問題を叫んでも何も変わらない。
自分の仕事に価値をつけていくしかない。
効率の良い手法を日々探ることで、
早くてバグの少ない開発をしていくことはもちろん、
ただ言われたこと、決まったことをやるだけでなく、
良い方法があれば提案することもできるし、
行き届いていない所は言われなくても改善したりする。
「○○さんに頼むと違いますね!」
と言われるように、自分の仕事に価値をつけていき、
成果に対する報酬を貰えるようにしていけば、
人月の壁を超えることができる。
私の知っている優秀なエンジニアの人々の仕事には、
必ず「○○さんっぽいね」と言わせる何かがある。
顔の見える仕事には価値がある。
そんな仕事を目指して欲しいし、そんな評価を受けられる仕事というのは、
すごく素敵な仕事だと思う。
