Yahoo も必死だが、Microsoft はもっと深刻 (2008年04月14日)
Microsoft が一方的に買収に乗りだしたことに対抗し、これに対抗できる可能性のあるあらゆる手段を探し求めて IT 業界で数週間前から繰り広げている Yahoo の迷走は哀れでさえある。勢いを失いつつある同検索/情報ポータルは、 醜悪なお見合い相手から逃れようとする女性を思い起こさせる。
Yahoo は最初、Microsoft からの電話を取らず、同社の求婚を完全に拒否した。そして、婚約指輪が小さすぎるとまで言った。その後 Yahoo は飲み歩き始め、News Corp.、Google、AOL、Pete Dohertyまで、運命の日を回避すべく、なりふり構わず相手を探し回った。
必死とはまさにこのことだ。しかし、技術調査会社で仲人もする Gartner によると、いちかばちかのこのロマンチックなドラマで本当に必死なのはワシントン州レッドモンドの無骨な女たらしの方だという。
Computerworldには以下のようにある。
この状況を「受け入れ難い」とし、Windows を「崩壊しつつある」とする Gartner の2人のアナリストによると、Microsoft は OS を徹底的に改革しないと過去の会社になる危険があるという。
アナリストの Michael Silver 氏と Neil MacDonald 氏は、ネバダ州ラスベガスで行われた Gartner 主催のカンファレンスのプレゼンテーションにおいて、Microsoft は市場の声に応えておらず、20年近く前のレガシーコードと判断により生じた重すぎる負担に悩まされ、多数の分野で厳しい競争に直面し、ソフトウェア開発者が対策を講じなければ Windows の価値は失われる、と語った。Microsoft にとって分かりやすく言い換えると、「あなたは人の話に耳を貸さないし、脂肪太りのあなたより良い結婚相手はいくらでもいる」といった感じだ。話を記事に戻すと、
両アナリストによると、Microsoft の問題の1つが急速に肥大する Windows のコードベースで、これが有意義な変更を加えた新バージョンの迅速な開発を事実上不可能にしているという。このことは、新体制での5年の開発期間中に進展がないことに苛立った Microsoft が「リセット」ボタンを押し、安定度の高い「Windows Server 2003」のコードを Vista の基盤にしたときに証明済みだという。あなたが脂肪太りだという話はしただろうか? それに、あなたの着ているものは流行から何と5年も遅れているのだ。
たしかに受け入れがたいコメントだ。それにしても、Yahoo の方だって全盛期を過ぎているのは明白だ。したがって、Yang 氏らが「その気のないふり」をしても、(すぐにではなくとも)いずれは現実を直視せざるを得なくなる日が来るはずだ。
