IT 業界の女性について:(ハッと息をのむ)ある少女の観点 (2008年05月16日)
Datamation のなかでもかなり挑発的なコラムを書く人物の1人である Mike Elgan は今週はじめ、勇敢にもIT 業界の女性という話題を扱った。
Elgan は、「IT 業界にまだ女性が少ないのは残念なことであり、そろそろ何らかの対策が必要だ」といったおなじみの(そしてどことなく横柄な)書き方ではなく、それとは異なる書き方をしている。彼はカーネギーメロン(CMU)などの大学とともに IT 業界の女性を擁護する人々が、専門家レベルの女性の着実な減少傾向を反転させるべく努力を続けていることを認めている。Elgan は、これらの取り組みの問題点として以下のようなことを書いている。
CMU のプログラムは、 性別のバランスをとるためのほかの構想と同じミスを犯している。学校や職場で競うことになる相手よりも本当は関心が低いかもしれない女性に焦点を当てて女性の割合を引き上げようとしているのだ。関心の低いこれらの人々は性別に関係なく、強い関心を持つ自発的な人たちより失敗する割合が高い。彼の言いたいことは分かる。筆者が大学1年生の時、担当のカウンセラーは筆者が会計学の学士号を取得して法科大学に進学できるよう賢明なプランを用意してくれた。ただし問題だったのは、筆者には数字にも裁判にも興味がなかったことだ。もし筆者がこのカウンセラーのアドバイスにしたがっていたら、法科大学を落第していたか、仕事のこない会計士か弁護士になっていたことだろう。
Elgan のコラムには、Girl Developer(開発少女)という、やや非礼だが本格的なブログを書いている Sara Chipps というソフトウェアエンジニアの女性から反響があった(本稿のタイトルはここからきている。分かったらもう追求しないでいただきたい)。Chipps 氏は Elgan のコラムの以下の部分に反論してきた。
われわれは女の子に対し、 IT がトレンディーでファッショナブルだなどとは言わず、男女関係なく事実だと思うことを言うべきだ。つまり、トレンディーやファッショナブルであることを重視するのはむなしく無意味であり、IT のキャリアは興味深く、やりがいのあるものだと言うのだ。この主張をこきおろすお子様は IT 向きではなく、無理にこれを専門にするべきではない。Chipps 氏は、「An open letter for girls considering I.T.」(IT 検討中の女の子たちへの公開質問状)というタイトルの反論のなかで、 まず、むなしく無意味にならなくてもトレンディーでファッショナブルにはなれる、と指摘している。次に Chipps 氏は、女性の読者に向け、特定の聴衆に対して筆者や Elgan (巻き込んで悪いね Mike)のような中年男性が述べるどのような主張よりも効果的だと思える形で「どういうわけか、わたしは開発者でいることが最高だと思う」と明確に述べている。彼女の書き込みはすべてに目を通す価値のあるものだが、以下にいくつかを抜粋する(筆者のコメントも加えた):
「頭が良いことはセクシーだ」確かにそうだ。1000%同意する。筆者は常にそうだと信じてきた。
「たいていの場合、システムを設計したり、アプリケーションを書くときの正しい方法は1つではない。自分で自分のスタイルを確立し、それをユニークなものにする」素晴らしいメッセージだ。プログラミングは会計士や弁護士などになるくらいつまらないのではないか、と懸念する人々にとっては特にだ。優秀な開発者は全く違った観点で考え、賭けに出ることもいとわない。
「オタクはやさしい - ...病気になるとティッシュペーパーや咳止めドロップを持ってきて、部屋の掃除までしてくれる。彼らは悲しいときに手を出してくるようなことはしない。ただ話をしたいだけだ」う〜ん。最後の部分は勘違いのような気もするが、りっぱな感想である。
