電気アレルギー患者に無神経? (2008年05月28日)
筆者は最初、本日の「珍ニュース」としてこの記事を片付けたかった。...
Arthur Firstenberg 氏は同氏と同僚たちに電波アレルギーがあるとの理由から、ニューメキシコ州サンタフェ市に対し、公共の建物内におけるインターネットの無線送受信を禁止するよう求めている。
Firstenberg 氏と数十人の「ほかの電気アレルギー患者」は、公共の場に WiFi ホットスポットを設置する同市の提案は米国障害者法に違反すると主張している。
...だが、30秒ほど Google で検索して、詳しく調査したところ、電気アレルギーなるものが実際に存在することが分かった(筆者個人は、ブログ用の安っぽいネタのために電気アレルギー患者を嘲笑することはしない)。世界中に数百万人の患者がいるとされる、このあまり知られていない症状について詳しく知りたい場合は、ElectroSensitivity.Orgの解説をお読みいただきたい。
言うまでもなく Wi-Fi (電気はとりあえず考えない)はすっかり生活に浸透しているため、Firstenberg 氏がサンタフェ市の公共の場へのホットスポット設置を阻止できる可能性は非常に低い。しかし、ADA のサイトには、Firstenberg 氏の主張を明確に支持もしくは否定するものが全くない(少なくとも筆者は何も見つけられなかった)。この件を「迷惑行為」としてまとめて片付けるのは簡単だが、またどこかにこの記事が出ても驚かないでいただきたい。もしかすると最高裁判所まで争われるかもしれない話なのだ。
