無料 Wi-Fi の導入は早まるだろうけど (2008年07月02日)
ノート PC を所有するカフェイン中毒者全員が無線 LAN の一時利用料金を支払うことに前向きではないことに Starbucks がついに気付き始めたことは先月お伝えした。だが、なかには有料の方がうれしい人もいるようだ。
このたび、7000店前後の店舗に無償 Wi-Fi 回線を導入する同社の計画が一段とシンプルになったようだ。Starbucks は7月1日、今後9か月で600か所の店舗を閉鎖し、最大1万2000人を解雇することを発表した。バリスタのみなさんにとっては本当に不幸なことだが、そのなかの数人は魅力あふれる IT の世界がおそらく歓迎するであろう。こちらの業界は、求人が増加する一方で、志望者の供給が減少しているのだ。
ウォールストリートは、このレイオフのニュースに典型的なお祝いムードで反応し、Starbucks 株はNasdaq の取引終了に向かい最大7.2%値を上げた。何とも貪欲な連中である。ここ1年の間、米国内の金融拠点でもどこでも、数千人のトレーダーや投資銀行家がレイオフされたときにシャンパンで乾杯した場面は筆者の記憶にない。筆者が覚えているのは、マンハッタンにある高級マンションを手放し、毎年恒例の海外休暇を差し控えざるを得なくなった「世界の覇者」たちの多くの泣き言ばかりだ。なかにはその方がうれしい人もいると思う。
