いよいよ個人的になる問題 (2008年07月18日)
いやはや、この Microsoft 対 Yahoo 対 Icahn 氏の構図は極めて見苦しいものになってきた。以下は、CNNMoney.com の最新ニュースだ。
Yahoo Inc.会長の Roy Bostock 氏と最高経営責任者(CEO)の Jerry Yang 氏は、「早急に資金を回収するためならば」 Microsoft Corp. (MSFT)との間で「どのような内容の取引にも応じる企業アジテーター」だとし、意見を異にする株主の Carl Icahn 氏を激しく非難した。
Yahoo の両役員は、株主宛ての書簡のなかでも、「確実に価値があり、まとまりつつある」話において、 Microsoft に自社株を1株 33ドル以上で売ることに同社は前向きである、と明かしている。
Icahn 氏はMicrosoft との間で頓挫した合併交渉を台無しにした Yahoo の取締役会を非難したが、同社も、手っ取り早く利益を出したい強欲な投資家だと描写して同氏に対する反撃に出た。
Bostock 氏と Yang 氏は、「Carl Icahn 氏は、自分の持ち株を2か月前に1株25ドル以下の予想平均価格で購入した。同氏は短期投資で企業にアプローチする企業アジテーターとして有名だ」と語っている。
彼らはさらに、「短期的アプローチ手法を取ることから、Icahn 氏には投資を回収し、自分の金を早急に取り戻せるならMicrosoft とどのような提携でもするという強い動機がある。 提携の内容が不公平で、価値が不十分でもだ。そのようなことが株主全員の利益になるだろうか? 違うのは明らかだ」とも加えている。
つまりこういうことを言いたいのだ。われわれの会社の悲惨な状況の競争力や低い株価はここでは問題ではない。本当の問題は、 Icahn 氏が強欲で冷酷な乗っ取り屋であることで、それはだれでも知っているだろう、ということだ。
このことが、8月1日に開催され、株主が Yahoo の現役員らの運命を決める年次総会にどのような影響を与えるのかは分からない。Bostock 氏と Yang 氏が Icahn 氏を中傷するのに残された時間は2週間だ。彼らは Facebook にある Icahn 氏のページでもよく調べ、写真やマニフェストにイタズラでもしているべきだ。そう、この2人のインターネット検索の専門家ならそのやり方も分かっているはずだ。
