ライバルをググる (2008年05月23日)


Merriam-Webster が同社の辞書に「google」という動詞を追加してからまだ2年も経っていない。Merriam-Webster によると、その意味は以下のようになっている。
検索エンジンの Google を使って World Wide Web から(人間の手で)情報を入手すること。
だがそろそろ、またこの言葉の意味を変えなくてはならない時期が来た。筆者はここで、「google」(ググる)という動詞をこれまでとは全く異なる意味で最初に使用する。
笑うほど簡単にライバルをたたきつぶし、占領すること。用例としては、「the New England Patriots googled the entire league last season, until the Super Bowl (昨シーズン、New England Patriots はスーパーボール進出前までリーグをググった)」のように使う。
なにしろ、オンライン検索市場で相変わらず続いているのがまさにこの状況なのだ。Google は市場をググって(席巻して)いるのだ。インターネット調査会社の comScore から公表されたばかりの月別データによると、米国検索市場における Google のシェアは3月の59.8%から4月には61.6%に増加したという。

実際、Google を使った検索総数は、ネット検索全体が3月から4月にかけて2%減少しているにもかかわらず(64億4000万から65億1000万へと)増加しているのだ。comScore による Google とその他大勢(also-rans)*の4月のシェアは次のようになっている。
              4月       3月
Google          61.6     59.8
Yahoo           20.4     21.3
Microsoft        9.1       9.4
AOL              4.6       4.8
Ask.com         4.3       4.7
* Also-Rans(その他大勢)は筆者が評価しているバンドの名前でもある。