インターネットは相対的に言ってまだ未発達の状態にあり、インターネットの帯域幅を巡るゴタゴタもまだ始まったばかりの段階だ。

ここ最近は、けちな ISP 全般が帯域幅を巡る戦いで集中砲火を浴びてきた。なかでも特にひどいのが Comcast だ。同社は BitTorrent を使うところなど、帯域幅を多く使う ISP の顧客に対するネットワーク管理ポリシーを巡って相変わらず厳しい目にさらされている。Comcast は、加入者に警告することなく特定のインターネットトラフィックを勝手にブロックしたことを渋々認めている。

連邦通信委員会(FCC)は、この問題を数か月間熟考したのちついに介入してきた。FCC が7月30日に語ったところによると、Comcast は自社サービス上でのファイル共有作業を不法に妨害し、BitTorrent のトラフィックの速度を低下させることで法律や、顧客との契約内容に沿った行動を取らなかったという。

Comcast の広報担当、Sena Fitzmaurice 氏は、「われわれのネットワーク管理業務は妥当で、業界の手法との整合性も完全に保っており、ピアツーピア(PtoP)サービスを含め、ウェブサイトやオンラインアプリケーションへのアクセスを遮断したことはない」とWashington Postに語った。

Fitzmaurice 氏がどう主張しようとも、Comcast は気を引き締めて顧客対応を改善する必要がある(問題を抱えた筆者の Comcast DVR はもう3〜4台目になり、同社に対してはこれについても言いたいことがあるのだが、それはまた別のブログにとっておく) 。

結局、もしインターネットがその巨大なポテンシャルをフルに発揮していくのであれば、われわれがそれをもっと簡単にしなければならない。帯域幅/回線の問題をもっと何とかしなくてはならない。また、次第に無法化しつつあるウイルスやスパムの悪の巣窟への対応ももっと何とかしなくてはならない。Comcast は、特定の顧客に対する課金をこそこそ増やすのではなく、ここで先頭に立つ必要があるのだ。