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Maguireがベガスに登場 (2008年04月30日)

 


ネバダ州ラスベガスにある Mandalay Bay ホテルのコンベンションセンターで開催中の Interop トレードショーに、われらが James Maguire が
参加している

Datamationの編集主幹である Maguire からは、広大な空間をもつ Mandalay Bay からの第一報が届いており、賑やかな様子を次のように伝えている。



ある意味、このイベントは名前の付け方が間違っている。Interoperability (相互運用性)を短縮して「Interop」と呼ばれ、これらのベンダー各社に相互に協力したい考えがあることを示唆している。まあ、ある程度そうかもしれない。極めて競争が激しい IT 市場では、各ベンダーが特定のベンダーと「interop」に努めても、ほかから見ればいがみ合っているように見える。VMware は本当に Xensource との相互運用性を実現したい考えなのだろうか? まるで、アメリカン・フットボールの New York Giants が New England Patriots と提携したがるようなものだ。

これらベンダー各社のブースが Mandalay Bay のコンベンションセンターに並ぶ光景は、これがいかに無情なビジネスなのかを浮き彫りにしている。全員が生き残るにはあまりにも参入企業が多すぎる。それに技術は、しょっちゅうおなかをすかせた生き物のように、自らを飲み込んでいく。

ショーの名前が「Networld+Interop」(業界では「N プラス I」と読んでいた)だったころ(同ショウは20年以上の歴史を誇る)からJames がリポートをしていたかどうかは知らないが、当時の開催場所は Strip からは遠く離れ、Mandalay Bay でもなく、空に向かってレーザー光線を放っているので有名な Luxor ホテルの隣にある Las Vegas Convention Center だった。スペースシャトルからこれが見えたという話もある(タクシー運転手から聞いた話だ)。 

Mandalay Bay でどれくらいタクシー待ちをするのかは全く分からないが、N + I 当時は1時間半から2時間待ちも珍しくなかった。当時はコンベンションセンターの外で、酷暑のなかをタクシーの列を見たり、同じ格好をしたベンダー関係者の一群を観察するのが「格別」だった。 

だが、少なくとも Mandalay Bay では、交通の便がひどくてもほかに選択肢がある。Mandalay の迷路のようなスイミングプールに逃げ込んだり、大波を使ったボディーサフィンも可能な波のプールにも行ける。そこから出たら、ラウンジにあるイスに腰掛けて巨大な Pina Colada でも飲めばよい。それから上階の自室に戻り、その日の記事を書くのだ。 

Maguire が Interop の伝統を守ってくれることに期待しようではないか。Datamation.comをチェックして彼の現地レポートをお読みいただきたい。


先週の最新ニュース (2008年04月30日)


Google が素晴らしい検索エンジンであり、あまりの人気の高さに動詞としても普及していることは周知の事実だ。そして、検索だけでなく「Google Earth」、「Google Analytics」、「YouTube」、「Gmail」などの人気の高い各種サービスにより、Google は世界で最も成功しているインターネット関連企業だと考えられている。 しかし、膨大な Google の複合サービスによって量産されるものすべてが、議論の余地のない一流の基準だと言えるべきものでもない。

筆者が先ごろ指摘したポイントの1つが Google の「Web Accelerator」だ。このダウンロード対応ソフトウェアは、 ブラウジングの高速化をユーザーに約束している。筆者は今のところ、2つの異なるコンピュータにこれをインストールしてから約1か月がたつが、パフォーマンスデータを見ると、筆者が「節約した」ブラウザのダウンロード時間は合計45分にすぎない。 このほか、「Google AdSense」もある。これは、ごくささやかな売上が合計100ドルに達するまで(7年ほどの間)、世界中の膨大な数のブロガーが配信した広告を Google が売り掛けのままにしておけるというプログラムだ。

そして、筆者がここ最近不快に感じているのが「Google News」だ。筆者は自分用のコンピュータでこれを自分のホームページにしているが、代用品を探すことになるかもしれない。どこが不満かって? 見出し記事の古さだ。4月28日の朝にログオンしたとき表示された記事は何だと思われるだろうか? 

Wesley Snipes が脱税の罪でに3年の懲役

Snipes 氏には悪いニュースかもしれないが、ほかの人々にとっては古くさいニュースだ。この評決が出たのは先週の木曜日、つまり、まる4日も前のことだ。それなのに、この見出し記事が速報であるかのように Google News のトップに表示されたのは28日の午前なのだ。

しかも、この問題は悪化しているようなのだ。特に選挙関連がひどい。先週の Google News から判断すると、Hillary Clinton 上院議員はペンシルバニア州の民主党予備選挙を4日連続で勝利したことになる(つまり、同上院議員としてもちろん4回分計算して欲しいと言い出すことになる)。

Google は、これ以上悪化する前にだれかに Google News の更新を行う自動生成ツールをチューニングさせなければならない。朝起きて飛び込んでくるニュースがヒンデンブルク号の事故ではたまらない。



最近の Microsoft は、膨大な利益を計上した四半期決算を先週発表するなど間違いなくメディアを賑わせている。

それに加え、Yahoo と Microsoft の買収を巡る騒動が長引き、2月には欧州連合から膨大な罰金を科せられるなど、 Microsoft の「独壇場」だ。


しかし、筆者が最も注目し、IT 業界にとっても最も興味深かったのは、Steve Ballmer 氏と Windows XP の話だ。Microsoft の最高経営責任者(CEO)は先週ベルギーを訪問し、間近に迫る販売中止の判断を再考する可能性を示唆し、Windows XP ファンへかすかな望みを与えた。


XP のファンは、ブログ、マンガ、嘆願書などでネットを賑わせている。彼らは、消費者向けに1月にリリースされ、中途半端な評価を得ている Vista に対する XP の優位性を声を大にして公言している。Web で署名を活動を展開する「Save XP」嘆願書には既に約16万人が署名している。彼らは Microsoft に対し、2010年に予定される次期バージョンの Windows のリリースまで XP の販売を継続するよう求めている。


これまでは、Vista にとって長い道のりだった。筆者は、Microsoft がようやく企業の意見に耳を傾け、新しい OS 用に多数の(入り組んだ)セキュリティ機能を公開した2003年のことを思い出す。


Vista のベータテストは長期におよび、新しい OS が信じ難いほどの肥大化をしないこと、そして Microsoft が細心の注意を払って旧機種のプリンタにも確実に対応させることを全員が願っていた。だが、初期のプレゼンテーションをいくつか見た筆者は、いずれの願いが叶うこともさほど期待していなかった。悲しいが、今われわれ全員の目に明らかなように、いずれの願いも叶うことはなかった。


筆者はできるだけ長い間 Vista を回避しようとしており、「Save-XP」の活動を高く評価している。それ以後は、同僚のJames Maguire が最近そうしたように、最終的には Ubuntu を試すことになるかもしれない。だがその一方で、2010年を待って、(おそらくそうするだろうから)Microsoft が古い Vista を懐かしくさせるような余計な重いソフトを次期 OS にどれだけ余分に詰め込んでくるのかも見届けるだろう。


IT 後の世界 (2008年04月25日)


IT の専門家の多くにとって、これ以外の仕事は全く考えられない。楽しいときもあればつらいときもあるが、IT は彼らにとってなくてはならない存在なのだ。

しかし、IT 業務のアウトソーシングが流行し、経済が低迷してダウンサイジングが現実味を帯びるなか、なかには転職を考える IT 専門家もいる。だが、どうすれば自分のマニアックなスキルをほかの分野に生かせるのだろうか? 

新しく出版された書籍がこの疑問に答えようとしている。元プログラマー/開発者で職業カウンセラーの Janice Weinberg 氏の著書、「Debugging Your Information Technology Career」(ITキャリアのデバッグ)は、コンピュータの習熟が重要なスキルとなっている20種類の職業を割り出している。同書のプレスリリースには以下のような例が記されている。
国際購買プロジェクトマネジャー
技術適正評価責任者
サイバー賠償責任保険の代理店もしくは業者
技術関連業界の株式アナリスト
IT 関連法専門の弁護士
明らかに、退屈な IT の世界を飛び出して何か派手でエキサイティングなことをしたい人の選択肢はこのリストにはない(「犯罪取締官」や「マニアックな AV タレント」といった魅力的な分野は Weinberg 氏の宣伝係が購入者のために公表していないのかもしれない)。それはさておき、同書は読者に対し、「雇用者を特定する方法や、履歴書、添え状、面接を際だたせるための最も関連の深い経験分野の判断指標など、特定の分野に特化した求職テクニック」を約束している。

加入者に無遠慮な Comcast (2008年04月23日)


人生はしょせん大企業にとって不利にできており、巨大 ISP の Comcast を非難し続けるのは嫌なのだが、これには一言言わずにはいられない。


連邦通信委員会(FCC)会長の Kevin Martin 氏は4月22日に連邦議会に対し、Comcast がピアツーピア(PtoP)ファイル共有などの特定のトラフィックを完全にブロックする技術を使用したものと思われる、と語った。



Martin 氏の証言は Comcast の主張と矛盾する。同会長は米国上院通商科学運輸委員会に対し、ケーブルサービスの加入者にはインターネット上での自由がない、と語った。




まあ、今のところはそうだ。それでも、政府が行政命令を出すまでにはかなり時間がある。


internetnews.com で公開されたこちらの Reuters の記事によると、FCC 会長は「Comcast は『無遠慮な』テクニックを用いてピアツーピアによるファイル共有を幅広く制限した」と証言している。...
Martin 氏は用意した文面を読み上げ、「一部の主張に反し、このテクニックがネットワークの混雑時に特定のノードのトラフィックを遅らせる目的で時々しか用いられなかったようには思えない」と述べた。




FCC は、ケーブル事業者の Comcast がテレビ番組や映画を配信する BitTorrent などの一部のファイル共有サービスを不当に遮断もしくは妨害したとの消費者団体の苦情を受けてこれを調査中だという。




いやはや、これらの消費者団体のフライイングは有名だ。冗談はさておき、こちらにあるのは、Martin 氏の言う「一部のユーザーが好きなものをアップロードしたり、特定のファイル共有ソフトウェアを十分活用できなくなった」理由の極めて妥当な 説明だ。
1300万人以上のブロードバンド加入者を抱える Comcast は、一部アプリケーションに障害を生じさせていることを否定し、すべてのユーザーのために、ネットワークの混雑に対処するよう単にシステムを操作しただけだとしている。
すべてのユーザーのために Comcast を完全に誤解していたかもしれない。