デザイン、文化、そしてブランド戦略に取り組む FUSE Conference 2008
 

ConAgra Foods のブランドデザイン担当シニアディレクター、Terry T. Schwartz 氏には同情する。「未来派」の Jim Dator ハワイ州立大学教授が、先週開催されたFUSE カンファレンスにおいて、「夢の社会」を築き上げるためには「津波にも乗れるサーファー」になる必要がある、と聴衆に呼びかけたあとで、話題を予算や四半期決算に戻すのは難しい仕事だった。同氏は話をスムーズに移行させようとして、「わたしは世界の終わりとかの話をしに来たのではない。われわれのフレーバー・ポップコーンのブランドである『 Poppycock 』(ばかげた話)や『 Fiddle-Faddle 』(くだらない事)の話をしに来たのだ」と語った。同氏の不器用な話のつなぎかたは、(ドキドキさせたり、不安にさせながら)「デザイン文化」と企業文化の境界線を曖昧にしようとした同カンファレンス全体を象徴していた。

 



歴史とは合意の上に成り立つ作り話以外の何物でもない



このように言った Napoleon は、自由奔放な発明家の世界のことは考えていなかったが、歴史は複数の才人の独創的作品を認めることができずにきた。しかし、その記録が正されることだってある。

広告とグロテスク (2008年04月04日)


広告とグロテスク

筆者は、デザイン業界の内情を扱った STEP 誌の2008年5/6月号のプリンタプルーフを承認し終えたばかりだ。[4月25日発売の]5/6月号はタイプ特集で、Allan Haley 氏が寄稿しているが、今週のブログを書くきっかけになったのは筆者が担当した本号の最後の特集だった。

Natalia Ilyin によるこの「The Man in The Irony Mask」(皮肉な鉄仮面)という特集は、久しぶりに興味深く読めたデザイン関連記事だった。


性別、女性、男性、そして疑問

OH, BABY.jpgAdvertising Age and B2Bの姉妹サイトであるCREATIVITYは筋肉美が満載だ。広告業界の若い男性が、衣服を脱いださまざまな状態で2カ月おきに登場する。 彼らの作品ももちろん掲載されているが、広告業界の女性については、記事も特集もなかなか見つからない。このサイトに登場する唯一の女性は、編集者のTeresa Iezzi氏と、時々広告に登場するモデルくらいだ。だが、朗報がある。2月号の「POV」には、Paula Scher氏の短い記事が掲載されている。男性が独占する広告業界の黒幕は、性の政治学ではなく、男女は平等であり社会的役割は性別で決まらないという社会的事実によって物事を決めていくべきだという。


公共交通機関のアート (2008年03月31日)


公共交通機関のアート

カリフォルニア州サンフランシスコの地方新聞のデジタル版(SFGate.com)で、筆者の同胞アーティストの希望を回復させる記事を見つけた。アートは多くのものに取り入れられる可能性があるようだが、毎日見かける多くのものも、それを当たり前だと考えてはいけない。バスの定期券も同様だ。