より良きことのためのデザイン



もしあなたが学生か、あるいはこれからクライアントを増やし、キャリアを積んでいこうという若手デザイナーなら、デザインの世界が社会的責任にますます重点を置きつつあることを考え、自分自身や自分の作品の位置づけについて、たぶん大いに悩んでいることと思う。

もしかすると既に、地域の社会、環境、あるいは行政の価値ある活動や運動で無償奉仕をしているかもしれない。地域レベルでの参加もきわめて重要だが、同様に検討に値するのが、運動を目的として国もしくは世界レベルで行われるデザインコンテストだ。

そのなかでも注目されるのが毎年恒例の「Good 50×70」ポスタープロジェクトだ。

Lemon Poppy Seed (2008年05月19日)


Lemon Poppy Seed

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最近のデザイン作品の概論は、作品を縫合して何らかの理路整然とした全体像へと結びつけようと苦労して慎重に書かれた序文で始まるのが一般的だが、あまりにも苦戦しすぎるケースが多く見られる。ところが、常に面白い作品を出してくるドイツの出版社、Gestalten Verlagが先ごろ出版した「Lemon Poppy Seed: Multitasking Creativity」は、このわなに陥っていない。

 


200番目の怪物 (2008年05月13日)


200番目の怪物



自らが毎日課し、表面的な制約はあるが、ある程度柔軟でクリエイティブな探究が可能な仕事には何かしら魅力がある。「探究が可能」という表現では十分でない。実際のところ、この仕事は過酷な前提がその刺激となる。パリの地下鉄の切符に通勤者を描いたLuc Grateauの絵は、その完ぺきな例だ。さらになじみのあるのが、Stefan G. Bucherの遊び心にあふれたDaily Monstersのシリーズだ。これは、先ごろ200番までがそろって完結した。

ちりも積もれば (2008年04月21日)


ちりも積もれば

Amazon の Mechanical Turk は、Amazon が当初社内向けに開発したものの、2005年になって無償公開された Web サービスだ。アリやハチとたいして変わらないかたちで多数の人々がプロジェクトの完成を目指して協力するクラウドソーシングの概念に基づき、独自の Web 主導アプリケーション用データを生成するためのプラットフォームを開発者に提供する、というその背景にある概念は興味深い。


歴史とは合意の上に成り立つ作り話以外の何物でもない



このように言った Napoleon は、自由奔放な発明家の世界のことは考えていなかったが、歴史は複数の才人の独創的作品を認めることができずにきた。しかし、その記録が正されることだってある。