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筆者は Tom Dunlap の「CNET で過ごした20世紀最後の楽しい10年間」という良い感じのブログを読んでいた。Tom は現在 Jupitermedia に在籍している。

Tom は、CNET 買収に関する筆者の前回の書き込みを好意的に引き合いに出しているが、それと同時に、Silicon Alley Insiderの優れた分析へのリンクも用意している。

Silicon Alley Insider の内容は面白い。筆者は毎日チェックしている。同サイトは粋で探究心の旺盛な姿勢を持っており、1990年代後半から2000年のバブル崩壊のころの主力インターネット報道を思い出させる。

この書き込みからは、Yahoo を巡って起こりつつある金融戦争にも目を向けさせられた。読者なら、企業乗っ取り屋の Carl Icahn 氏が Yahoo 株の約4%を保有していることはおそらくご存じだろう。ヘッジファンドマネジャーの John Paulson 氏もほぼ同率を保有している。そして、ほかにも数社の投資家が Yahoo 株の約25%を保有している(つまり、Yahoo 株の35%近くは、Yahoo の現取締役会を、Yahoo を Microsoft に売却する新しいチームに入れ替えたいと考える5つの組織が保有していることになる。ただし、すべては Microsoft が Yahoo 買収の関心を失っていないことが前提だ。筆者としては、彼らは実行に移すべきだと思う)。

このグループが、Yahoo 取締役会の支配権を握ったあとで Microsoft が Yahoo 買収に対する興味を失ったことに気付いたらどうするか興味深いと思われないだろうか? その可能性は十分にある。そうなると、金融畑の連中が Yahoo の経営に閉口するというかなり面白い状況が生まれる。筆者が提案したメディア会社化計画を採用しなければ、Yahoo からは投資金が引き上げられていくことになるだろう。先ごろも、Google が検索だけでなくトラフィックでも Yahoo に勝っていることは分かっている。Microsoft がバックにいない Yahoo には、多くの投資金は集まらないのだ。ビジネス成長戦略に斬新な変化が起きなければ Yahoo の成長には限界が見える。