終わりを告げる Netscape (2007年12月31日)
AOL が Netscape の正式な閉鎖を発表した。
多くの読者はまだ若かったか、まだインターネットに関与しておらず、1990年代半ばの Netscape 対 Microsoft のブラウザ戦争は覚えていないと思う。実際、多くの方は Netscape が1995〜1997年台の Google だったことを覚えていないだろう。1995年夏の Netscape の新規公募は、一連のネット関連新規公募の先駆けとなった。このようなことは、おそらく二度と見られないだろう。
インターネット初期の大ブームの中心は、Yahoo ではなく Netscape だった。創業者の Jim Clark 氏と Jim Barksdale 氏や Mark Andreesen 氏は、数年間にわたってインターネット業界のロックスターだった。相対的に言って、彼らは Paige 氏、Brin 氏、そして Schmidt 氏という現代の Google 3人衆よりビッグなスターだった。
Netscape は永遠に続くと思われた。今は、Google が永遠に続くと思われている。Google が将来どこかに取って代わられることや、時代遅れになることは筆者にとって考えられない。しかし、筆者は1996年にも Netscape に対して同様のことを感じていた。
Netscape は、大企業に大きな影響を与えようという大変な間違いを犯した。Microsoft がこれに対して攻撃を開始し、あとはご存じの通りである。
今日、Google は Microsoft と対決する決意のようだ。考え方については Google の方が勝っている。インターネットアプリケーションは、エンタープライズ向け機器参入より格段に優れた考え方である。
Netscape が終わりを告げた今、AOL の将来はどうなるのだろうか? 経営者が次々に代わったものの、AOL が将来著しい成長を遂げるとは思えない。Time Warner は、そろそろ AOL を売却して可能な限り多くの現金を獲得すべきだ。AOL の価値は今後数年で減少していくと思われる。Time Warner は今すぐ売却すべきだ。
