Wikipedia は茶番 (2007年08月20日)
筆者は Wikipedia を利用することがほとんどない。率直に言って、Wikipedia など眼中にない。
ここ数日は、Wikipedia に関する記事がかなり多かった。それらは項目の真実性を扱ったものだった。
Wikipedia は客観的な項目の何たるかとは全く関係のない主義やサービスの宣伝に使われている、というのが筆者の見方だ。たとえば Jupitermedia の項目をチェックし、「controversies」というパラグラフをお読みいただきたい。
そこには、Chris Locke 氏と同氏の著書である「Cluetrain Manifesto」に言及した部分がある。このコメントが Chris 本人によるものか他人のものかは定かではないが、この情報に重要性はない。ここにあるのは本の宣伝にほかならない。
また、 次の論争 をご覧いただきたい。そこには、JupiterResearch のソーシャルネットワーキングに関する言及がある。そもそも JupiterResearch はもうわれわれの子会社ではなく、筆者の知る限り、ソーシャルネットワーキング、JupiterResearch、そして Jupitermedia 関連の論争は全く存在しなかった。この「論争」を登録した人物は、本やサービス、あるいは事実や歴史とは無関係の何かの宣伝が目的だったことは明らかだ。
筆者が言いたいのは、Wikipedia の項目はかなり怪しいということだ。もちろん、多くの項目は優れたものだが、ここ数年、「Jupitermedia」の項目が事実を伝えることより個人やサービスの宣伝に繰り返し利用されてきたことも確かだ。われわれの会社では、これらの「宣伝」をいくつか削除してきたが、きりがないので今後は感知しないことにする。イタチごっこにはもう閉口した。
