筆者は先日、ValleyWag のライターに「年寄りでつまらない白人」 呼ばわりされた。これからは、それに読書障害を加えていただきたい。

先日、Business Week 誌のライター(Gabrielle Coppola)から突然電話があり、読書障害に関するインタビューを筆者に依頼してきた(筆者は、これが理解されていないころに教育を受け、自分が実際に読書障害であると知ったのはわずか数年前のことだ)。驚くなかれ、筆者は Gabrielle によって Business Week 誌の 記事 になった。

加えると、学習上の問題があることを認識していた筆者の成長期はなかなか難しいものだったが、宿題が全部できないと教師はそれを筆者の努力不足だと考えた。もちろん、社会に出て、ビジネスを始めると、状況はさらに困難なものとなった。だが全般的に見て、筆者がこれまでの展開に文句を付けることはできない。

Jupitermedia では楽曲関連ビジネスが伸びている。われわれから楽曲を連想する方は多くないだろうが、われわれが保有するロイヤリティーフリー音楽の曲数は世界最大だと思う。保有する音楽サイトはいくつかあるが、そのなかで最も有名なのが RoyaltyFreeMusic.com だ。また、われわれはついこの間も Flying Hands Music を買収し、ロイヤリティーフリーの音楽ライブラリを拡充している。

われわれの音楽関連業務は、Mike Bielenberg と出会った2005年後半に始まった。Mike は、Bbm.net というロイヤリティーフリー音楽サイトを開設したミュージシャンだ。楽曲と画像の両方を販売しようと、Mike がわれわれの画像業務との提携を持ちかけてきたのだ。われわれは Mike に感銘を受け、彼のサイトを買収し、Mike を招き入れて音楽ビジネスの運営を任せた。

そして現在、Mike はジョージア州アトランタのオフィスで Jupitertunes の管理を任されている。Mike が仲間にいることのもう1つのメリットは、彼の文才だ。機会があったら、参考になるので彼の ブログ をご覧いただきたい。

われわれは、ロイヤリティーフリー音楽周辺で新しい各種プランを用意している。2月下旬には、企業が Web サイトなどで利用可能なロイヤリティーフリー BGM を購入するための素晴らしい新手法も発表する。

Yahoo は Cnet 買収を決断すべき (2007年12月12日)

読者のみなさんは、筆者が1年前に Dow Jones の買収を Yahoo に提案したことをご記憶だろう。筆者のメッセージは Rupert に伝わり、Yahoo は依然として大胆な行動に踏み切れずにいる。

Barron’s 誌(NewsCorp.刊)の先週号には、検索戦争で Google に敗色濃厚の Yahoo には変革が必要だとする Eric Savitz 氏 の記事が掲載されていた。全く同感である。

Dow Jones が売れてしまった今、Yahoo には Cnet の買収を提案したい。Cnet には、Yahoo に吸収されれば驚くべき効果を発揮するであろう多数のオンライン資産がある。Cnet は購読者数も多く、個人向け電子機器やカメラなど、消費者分野にも強い。そして、音楽資産やソフトウェアダウンロード資産まである。さらに、Cnet は WebShots も先ごろ処分している。Cnet の資産は Yahoo の新たな側面を切り開くだろう。そして、Yahoo はこの買収により、Google の巨大な影から抜け出すことができるだろう。

Cnet の方も、株価がここしばらく約8ドル近辺で推移している。これに適度なプレミアムと Yahoo 株でも付ければ買収は決まりだ。

Yahoo 株は、Cnet の時価総額をカバーするだけの値を付けている。環境は整っている。Jerry Yang と Sue Decker の両氏は決断すべきだ。

Silicon Alley Insider が2007年版ニューヨークの「トップ100人」を発表した。これは、Jason Calacanis が1990年代の昔に Silicon Alley Reporter で始めた「伝統」を引き継ぐものだ。

これが筆者にとって興味深いのは、
ValleyWag が不快な見出しを付けたのは言うまでもなく、リストを酷評したことだ。この記事はさらに、面白いことはシリコンアレーでは起こらず、インターネット関連の動きはシリコンバレーに集中している、とも示唆している。

ところで、だれがこれを書いたのだろうか? 先ごろまで Jupitermedia の
InternetNews.com に在籍していた Nicolas Carlson 氏にほかならない。Nick は好人物だと思う。2006年の社内クリスマスパーティーでは、筆者は彼とランチで一緒になっている。ValleyWag は面白いが中身がない。ValleyWag は Britney (Spears)や Lindsay (Lohan)でも扱っているのが合っているかもしれない。また、もしインターネットバブルが再来したら、真っ先に倒産するサイトの1つが ValleyWag だろう。

Carlson 氏について言えば、同氏は InternetNews から ValleyWag に引き抜かれ、「退屈な」シリコンアレーとニューヨークをカバーすることになった。ニューヨークと、雇ってくれた当事者であるその市民を激しく非難するのは皮肉でなくて何だろう?  少なくとも、Nick はライターとしての方向性は見せている。同氏は InternetNews.com で良質な記事を書いていたのに、ValleyWag ではゴシップやクズを書くようになってしまった。

Web 2.0を拒絶する小規模企業 (2007年12月07日)

小生、Web 2.0を巡る過剰宣伝に対して多少ゆがんだ見方を何度も示してきた。そこに出てきたのが、Web 2.0は素晴らしいが、そのコンセプトを利用するとなると実用的でない、との考えを支持する小規模企業対象の調査結果だ。

かなりのアクセス数を誇る
SmallBusinessComputing.com サイトの Lauren Simonds が、この問題を徹底的に調査した 記事 を書いている。Web 2.0はベンチャーキャピタルの分野で熱く、話題としても非常に興味深い。しかし、商業の中心勢力は小規模企業オーナーだ。そのグループがこの過剰宣伝を信じていないのである。