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Kindle にトラブル発生 (2008年04月30日)


筆者は新しく入手した「Kindle」を持って欧州に出張に来ている。読者なら、筆者が Kindle をこれまでべた褒めしてきたことはご存じだろう。ところが、もし何か筆者が見落としているところがないのであれば、Kindle には米国外への出張が多い方にとっての大問題がある。

Kindle の優れた点の1つが、The New York Times 紙や The Wall Street Journal 紙を購読する機能だ。ユーザーは、これらの新聞を日、週、あるいは月単位で購入できる。もちろん、それは新聞が自動的にダウンロードされることを意味する。

だが残念ながら、Kindle は Sprint のネットワークを使っている(はずだ)。米国内にいる限り Sprint に問題はないが、国外に出てしまうとそれが機能しない。つまり、前述の新聞が配達されないことになる。

Amazon の開発チームがこの問題を熟慮しなかったとは考えにくい。それとも、もしかするとこれはワシントン州シアトルを拠点にし、決して米国外に出ることはなく、この問題が分からないエンジニア集団の仕業なのだろうか?  Amazon はこの問題を修正するか、少なくとも Times や Wall Street Journal の購読者の返品には応じる必要がある。

モスクワ (2008年04月25日)


モスクワに到着した。冷戦時代のまっただなかにソビエト連邦を恐れながら育った筆者のような年齢層には非常に感慨深い。4月25日の土曜日には Stockxpert コンベンションを開催する。筆者は Stockxpert の数百人の投稿者に会えるのを心待ちにしている。

だが、筆者が入手した新しい Kindle のファーストインプレッションをまずは書かねばなるまい。このデバイスの操作はかなり直感的だし、書籍のダウンロードもあっという間に完了する。筆者は、南北戦争時の Abraham Lincoln 大統領と、同大統領による非常に個性の強い内閣の運営について書かれた Doris Kearns Goodwin 著の「Team of Rivals」を少し読んだが Kindle は使いやすかった。微妙な部分にも多数気付いたが、素晴らしい機器を手に入れられたと思う。特に、重さわずか数百グラムで、バッテリで6時間以上動作するところがよい。

Kindle は、インターネット革命の新たな1ページだ。これから登場してくる同デバイスの次世代機では、利用可能になるサービスが度肝を抜くようなものになるはずだ。スマートホンで本を読めることも確かなので(少なくとも BlackBerrry では可能だ)、Kindle がスマートホン技術に追い抜かれてしまう可能性もある。Amazon はおそらく、Kindle の技術を各種スマートフォンプラットフォームに併合していくようになるだろう。これについては、われわれの新しいブログであるMobile Content Todayと新しいトレードショー であるMobile Content Strategiesでカバーしていく。

ロシアへ飛ぶKindle (2008年04月23日)


筆者は23日の午後にロシアに向かおうとしている。筆者は、土曜日にモスクワで開催される写真家と投稿者が集まるStockxpertの初会合に参加する(会場はMarriott Courtyard)。筆者が出張のついでに観光をすることはほとんどないのだが、今回の出張は例外だ。2月に出張でインドに行ったときは土曜日にタージマハルを観光し、交通事故に遭ってしまった。願わくば、ロシアでは何もなければいいのだが。

筆者は21日の夜、John Patrick と夕食を取った。John は Jupitermedia の取締役の1人だ。それよりも重要なのは、Johnが1990年代の IBM 在籍時からインターネット漬けになったことだ。John がカバンから取り出した電子ブックリーダの Kindle を見て筆者は感動してしまった。筆者も22日の朝に自分用に1台注文したので、明日の午後の便に搭乗するまでには手元に届く見込みだ。

また、筆者の手元にはつい先ほど、Amazon と Kindle の非凡な才能を示す通知が Amazon から届いた。Amazon は、Kindle 対応の書籍、雑誌、そして新聞のワイヤレス注文用アカウントが Amazon の通常のアカウント情報を使って作成できることを筆者に知らせてきたのだ。Kindle を使い倒す準備は整った。もちろん読者には続報をお届けする。


Jupiterimages は、サブスクリプション形式でのデジタルコンテンツ販売で業界をリードしている。われわれには、12のサブスクリプションサービスがあり、その数は増え続けている。最近では、Jupiter Images UnlimitedStockxpert(マイクロストックサービス)が加わったばかりだ。

クリップアートのサイトは何年も前からあり、先ごろもイメージを350万点増して合計を1000万点とし、世界最大のイメージサブスクリプションサービスとなった。そして今回、われわれはClip Art Connectionを立ち上げた。Clip Art Connection の方には100万点のイメージがある。この小さい方のサイトは、消費者や、1000万点ものライブラリが不要な規模の小さいマーケティング関連会社にとって価値の高いものとなっている。この新サービスの使用料は1週間あたり4.95ドルで、1日で大量のイメージをダウンロードできるため、これが破格値であることは言うまでもない。

Jupiterimages では今も技術革新が続いている。低コストでの購入はイメージおよびデジタルコンテンツの未来だ。この業界の3大ベンダーのうち、最も幅広いサービスを用意し、継続する購買革命を活用するのに最も適しているのがわれわれだ。変わらなければ、多くのイメージ関連企業は失敗する。インターネットと Web は、トップエンドとローエンドの2つのサービスに別れた市場を作り出した。将来的に成長を遂げるのはローエンドの方だ。それは、イメージビジネスの歴史上最も大きな成長になるだろう。保証はできかねるが、Jupiterimages はこの革命に対する備えが最も整っている。


Lucky Oliverマイクロストックサイトが5月15日に閉鎖になる。Lucky Oliver はメディアに頻繁に取り上げられ、内容もかなり良かった。いったい何が起こったのだろうか? 

筆者が思うに、マイクロストックサイトが増えすぎたのだろう。ストック写真業界にある約40のマイクロストックサイトの8割にとって、Lucky Oliver の閉鎖は終わりの始まりを意味する。これが資本主義であり、適者(および富者)生存の世界なのだ。

Lucky Oliver が最後を迎えようとしている一方で、Istockphoto や Shutterstock などのマイクロストックサイトは繁栄を迎えている。われわれのマイクロストックサイト、Stockxpertも両社と同じ状況だ。Stockxpert は並外れた成長を続けている。筆者はこの業界に35年以上いるが、Stockxpert ほどの速さで成長する事業にお目にかかるのはまれだ。この成長で興奮を隠せないのは、どの競合各社も(おそらく将来的にも)実現できないであろう構想が今後数か月間に Stockxpert 周辺で複数立ち上がることだ。