電子出版を手掛けられている株式会社ボイジャー代表取締役社長 荻野正昭氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/18/聞き手:PDB吉岡勇紀)


--現在の事業内容をお教えください。

当社は、電子出版を15年ほど前から先駆け的に取り組んでおります。電子出版の普及、一般化を進めるために、電子本ビューア『ティータイム(T-Time)』や、横書きの文章データを読みやすい文庫形式に変換させ、様々なデバイスで読むことを実現させる縦書きブラウザ『アジュール(azur)』、出版物の電子的なフォーマットとなる「ドットブック(.book)」といったツールの開発・提供に力を注いできました。

ネット時代のデジタル情報は扱いやすい反面、例えばOSのバージョンアップ、ハードの生産中止等により、読めなくなってしまうという弱点もあります。出版物はいかなる時間、場所においても、またどんなデバイスでも可読でき、残り続けるものとして存在させる必要があると考えています。デジタルということで、ハードやソフトウェアに依存してしまうのです。当社のツールを利用すれば、PCでも携帯でもPSPでもiPod、iPod touch でも見ることが出来ます。

インターネット上には、例えば「青空文庫」という著作権の切れた小説がテキスト提供されているサイトがありますが、HTMLで横書きの小説を読むのは大変です。また、やはり携帯して空いた時間に読みたいというニーズが圧倒的に大きいのです。当社のツールによって、ハードの制限が無くなり、普段使っている、携帯電話、iPod、PDAなどのハードで電子書籍を読むことを可能としているのです。

また、最近では携帯小説といったジャンルがあるように、モバイル上の小説に注目が集まっています。そういったモバイルサイトへは、ビューアをライセンス提供しています。モバイル3キャリアで420サイト程に当社のビューアが導入されています。全体においてはの9割近くのシェアですので、ほとんどのサイトで当社のビューアが使われていることになります。

--起業に至った経緯は?

私は設立前までは、パイオニアでレーザーディスクの仕事をしていました。インタラクティブ、今はあんまり言いませんが「双方向」メディアの事業に取り組んでおりました。レーザーとPCを絡めた事業の部署がありました。そこの部署の有志が集まり、アメリカにあったボイジャーという会社とのジョイントベンチャーとしてスタートしました。現在の株主には講談社と新潮社とインプレス社がおります。

映像はお金がかかる業界ですので簡単には出来ません。しかし、出版物は映像と比べると一桁、二桁必要となる金額が違います。そこで、自分たちでも出来るのではないかと考え、電子出版を手がけることにしました。誰かが作ったものを、受け取るだけではなく、もっと手軽に自分達から発信することを可能にするのは電子出版だと思いました。しかも、デジタルで作れば、製造費は極端に安くなり、在庫も必要なくなりますので、非常にリーズナブルな形で出版を実現できるのではないかと考えました。

--市場環境を含め、現在はどのような成長フェーズと考えていますか?

当社の立ち上げは、今から遡ること15年前のことです。当時は人がPCの画面で本を読むというスタイルがまるで無いというのが問題でした。かなり先走りしてやっていたと思います。新しもの好きの間では注目されましたが、世間に普及するということではなかなか難しかったのが実情でした。

しかしながら、ようやく市場も拡大時期に入ってきました。ブログなど、文字を読んだり書いたりする文化も育まれてきましたし、モバイルなど、ハードのインフラも整ってきています。

普通ベンチャーというと、いいアイデアや技術などで世の中に切り込んでいくような印象ですがこの15年、悉く失敗を繰り返してきました。弊社だけではなくこれまで様々な企業が電子出版に参入してツールを販売していましたが、ほとんどの企業は撤退してしまいました。その中で当社が得てきた経験を活かす事で、今後さらに芯の強いベンチャーとして成長できるのだと思っています。

--今後どのような成長戦略を考えていらっしゃるのですか?

「今そこにある液晶デバイスを本にする」というのが当社のスローガンです。電子的な本は一番消えやすいものですから、これまで書かれたものは多くあっても、泡みたいに消えてしまいます。だからこそ、当社はデジタルでも「残り続ける」出版を目指しています。そのためのツール、仕組みを作ってきました。

本はそれ自体を読むことが出来ますが、電子本は読む道具が必要となってきます。そうは言うものの、本も電子的なデータから刷られているのが現状です。この電子的なデータを我々は「原液」と呼んでおり、これをあらゆる液晶デバイスに注ぎ込んで、注ぎ込まれたデバイスが本になる、当社が作ってきたのはそういう仕組みです。
 
 さらに今後は当社でも自社の企画を立てて電子出版を行っていきたいと考えています。これまで電子出版を広めていくためにビューアを提供してきましたが、インフラが整いつつあり、市場が活性化されていくなかで、出版社としての活動も手掛けていきたいと考えています。

--企業としてどのような目標を掲げていますか?


紙の出版は1996年を境になだらかに減少傾向にあります。96年の時点で2兆5千億。今は2兆2千億です。電子出版は2010年までには1000億円に達するのではないかと予想されています。やがては出版全体の1割程度を電子出版が占めてくる予想です。その中で、電子出版といえばボイジャーといわれるよう、これからも今まで以上に積極的に取り組んでいきたいと考えています。

■株式会社ボイジャーの企業概要

社名:株式会社 ボイジャー
代表者:萩野 正昭
資本金:43,690,000円
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14
TEL:03-5467-7070
FAX:03-5467-7080
URL:http://www.voyager.co.jp/

事業内容
1.映像、音声、文字を利用したソフトウェアの企画、制作、出版及び販売

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飲食店事業、コンサルティング事業、人材紹介事業を手掛ける株式会社アールワン・プロフェッショナルの代表取締役渡邉裕二氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/18/聞き手:PDB 田中 偉嗣)


--事業概要をお教えください。

当社は飲食を事業領域に3つの事業を推進しております。

一つ目は、当社の中心的事業である飲食店事業です。現在はフランチャイズ事業として中華料理店を一店舗経営しており、期中に2店舗の新規出店を予定しております。

二つ目に、コンサルティング事業です。ここでは、主に多店舗展開を考えている企業様の本部体制強化を目的とした支援活動を行っております。具体例を挙げると、現在注力している案件として「豚・焼肉酒房とん豚テジ」という韓国系・豚焼肉料理店があります。TVにも放映され、とても人気の高いお店なのですが、こういった有望ブランドがフランチャイズ展開できるように、マネジメント体制強化や販売促進施策の立案などの支援活動を行っております。

そして最後に、人材紹介事業です。新規事業としてまだ立ち上げたばかりですが、中国人人材を中心に「外国人を戦力化する」という提案型の人材斡旋を行っております。

--起業の経緯は?

大学在学中にバーテンダーのアルバイトをしており、その頃から将来は自分の店を持ちたいと考えるようになりました。卒業後、外食チェーンに店長候補として入社して、3年間、現場で店舗運営のノウハウを学びました。その後、接客業を極めたいという気持ちから、当時最高級のフランス料理店で修行も積みました。在職中、ソムリエの資格なども取得し、当時は現場一筋でキャリアを積み重ねて行く予定でした。ですが、現場経験を積み重ねていけばいくほど、結局どうすれば自分の店を持てるのかが全く分からなくなっていました。「本当に今の自分は夢に向かっているのだろうか?」いつしか、楽しかったはずの飲食の仕事が苦痛になってしまいました。そこで、思い切って現場を離れることにしました。現場を離れて、違う切り口から経営を学べる環境に身を置こうと考えたのです。

そこで飲食企業のフランチャイズ支援で名高いコンサルティング会社に転職しました。飲食一筋でパソコンもろくに使えなかった自分にとって、コンサルタントという職種は全くの畑違い。加えて職種特有の超ハードワークです。毎日徹夜続きで本当に苦労しましたが、今はその環境に身を置けた事に本当に感謝しております。そこで飲食店の立地戦略を学び、さらにスーパーバイザーとしての店舗経営指導などを通じて飲食店の経営ノウハウを学びました。ここで得た知識や経験が現在のコンサルティング事業の礎となっています。

--いつ頃から独立を意識するようになりましたか?

元々は大学時代からの「自分の理想とするお店を一から作りたい」という想いがありましたが、コンサルタントの仕事を通じて関わった多くの経営者から受けた刺激と、「中小企業の活性化により日本経済を元気にしていく」という当時の会社理念と教育にも影響を受け、次第に自分の夢が自己満足に思えてきてしまい、「なにか社会にとって価値のある仕事がしたい」と考えるようになりました。でもそれは決して独りでは成し得ないこと。そこで会社を設立し「組織として活動していく!」と思ったことが会社を立ち上げたきっかけです。

さらに起業への最終的な後押しとなったのは、スーパーバイザーの頃の体験でした。特に会社が主催した「パートナーズフォーラム(全国優秀店舗決定イベント)」で自身が担当する店舗が全国100店舗近い同ブランドの中で一位を獲得したときの事です。「渡邉さんに出会えて人生が変わった。」と涙ながらに感謝してくれる若いアルバイトさん達がいたのです。高い目標を掲げ、それを共に成し遂げたからこそ得られる感動でしたが、「こんな自分であっても人に影響を与えることができる!」。これらの体験は強烈な起業の動機になっただけで無く、今でも自分の心の支えとなっています。

飲食店の現場は色々な事が学べる場です。店長になれば小さな会社を経営しているようなもので、人・モノ・金・情報・ノウハウといった経営資源を管理していかなければなりませんし、接客を通じ、ダイレクトにお客様と接する事も出来ます。キャリアや人格を磨くうえでは最高の道場だと思っております。しかし、同様に夢を持ち、飲食業界に就職しても、体力の限界や生涯キャリアをイメージすることが出来ないという理由により、志半ばで辞めてしまう人が多いのも実情です。実際、私もその一人でした。でも、会社を興し、人生を賭けるからにはやっぱり飲食で勝負したい。そこで、飲食を中心事業とし、そこから全ての事業を広げていくという事業ドメインを構築しました。私達にとって、飲食店は入口であり、道場と位置付け、多くを学んでもらい、そこで得たことが生かせる新たなフィールドを会社の中で提供していこうという具合です。もちろん、飲食のスペシャリストを目指せる道も検討しています。人の成長をベースに事業を創り上げていきたいですね。

--今後の成長戦略についてお教えください。

事業は人の成長に合わせて創りあげていきたいと考えておりますが、その活動範囲をグローバルな視点で捉えて活動していくことが当社にとって重要だと考えております。まずはアジア圏であり、中国です。実際、中国に関しては中国人通訳を日本に招へいし、日中間ビジネスの準備を進めております。これは、将来的な「人材確保のインフラ構築」を主たる目的としています。飲食店を経営するものとして、切実な問題となっているのは、少子高齢化による将来的労働力人口の不足です。これは当社にとって直下型地震であり、避けて通ることが出来ない問題だと考えております。もちろん、魅力的な会社を作っていければ人材確保に困ることは無いかも知れませんが、それだけで解決する問題ではないと思っております。長期的な視点に立ってみると、海外からの戦力は絶対に必要になるはずです。また、この取り組みは、企業理念である「飲食店従事者の地位向上」にも繋がっています。

例えば、中国における飲食従事者の賃金は高級調理師でも月に3万円(日本円換算)程度ですが、彼らが日本で仕事をした場合、その何倍、何十倍もの報酬を得ることができます。また、急激な経済成長を遂げている中国ではありますが、外食産業の内情は未だ未だ日本に比べて未成熟です。特に接客や経営管理の在り方には大きな差があります。そういった事を、日本に招へいした中国人社員に学んで頂くことができれば、報酬だけで無く、もっと大きなものを掴んで頂くことができます。それは経営力となり、彼らが中国に帰国しても、きっと大きな力となり、彼らの報酬やステータスを引き上げてくれるものだと思います。この活動に関しては、自社内だけで無く、他企業にも提案したいと考えており、職業紹介事業の資格を獲得して、活動を開始しております。

また、中国ブランドの日本招致活動も行っております。現在、中国大連地方の有力外食企業とも提携話が進んでおり、日中間双方での出店と人材交流を計画しております。文化・慣習の違いがあり、数多くの障壁もありますが、今後中国に拠点を設立して、事業を本格的に進めていきます。

--3年後の目標は?

まずはここ3ヵ年で年商5億円体制を達成することを目標にしています。やはり企業経営には実績が不可欠であり、数字をきちんと積み重ねていきたいです。また、企業理念に基づき、日本の店舗数拡大と中国への進出といった環境づくりを進めていきたい。まずは国内飲食店の立ち上げですが、今期中に新ブランド2店舗を出店する予定です。また、同時並行で中国進出も積極的に進めていき、「アジア圏をフィールドとする外食企業」という認識・評価を社会的に確立していきたいと思っております。

--最後に渡辺社長の夢や事業に懸ける想いについてお教えください。

試行錯誤で現在のビジネスモデルに行き着きましたが、飲食業は自分の人生を賭けて取り組んできたことですし、自分の取り組みに協調し、支えてくれる仲間もいます。現在の事業の成功は私達の取り組みを肯定することを意味します。今後入社してくる社員に対しても、それは同様です。「アールワン・プロフェッショナル」という社名は、「飲食業ナンバーワンのプロ組織でありたい!」という願いを込めて命名したものです(”R”はレストランの頭文字)。近い将来、本当の意味でそれを実現したいと思っております。そして、例えそれが些細なものであれ、この社会にとって少しでも価値のある企業であり、誰かの支えであり、誰かの希望でありたい。そんな組織を目指して、これからも頑張っていきます。

■株式会社アールワン・プロフェッショナルの企業概要

社名:株式会社アールワン・プロフェッショナル
代表者:渡邉 裕二
資本金:7,000,000円
住所:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町7-8-301
TEL:03-6420-3430
FAX:03-6420-3431
URL:http://www.r1-pro.jp/

事業内容:
・飲食店経営
・経営コンサルティング
・人材紹介

関連URL:
・会社HP http://www.r1-pro.jp/

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「日々のライフスタイル・ワークスタイルの問題・要望を解決し、豊かな生活を送るための提案を」株式会社アット・リビング代表取締役 牧内 巧一氏にお話をお伺いしました。(取材日:2007/09/27/聞き手:PDB 土屋 明子)


--御社の事業内容について教えてください。

弊社の事業は食、子育て、癒し、メンタル、オンラインショッピングの会員制ライフサポートClubの企画運営です。弊社は企業の顧客満足向上サポートとして将来に渡って会社の資産である顧客に対しての付加サービスを会員制ライフサポートサービスとして提供しています。
趣味、嗜好の多様化や団塊世代の大量退職を目前に控え、今後顧客の獲得/維持は益々難しく、複雑になり、また一人当たりの獲得単価も今後一層上昇してゆくことが予想されます。
そうした中で、各企業は顧客の囲い込みと、帰属意識、その活性化に向け既存顧客との関係をより強固なものとしていく必要に迫られています。
そのためには、企業認知度の向上やイメージUPに加え、お客様に対する継続的なアプローチと利用し続けていただくための付加価値の高いサービスの提供が急務になってまいります。当社のサービスは、日々生活している中で悩んでいることや欲求を満たし、仕事と私生活の調和を図り活力ある生活をしていきましょうというのが、我々の考えです。

そこで食、子育て、癒し、メンタルに特化することで“私らしい活力ある暮らし方、働き方”を送りつづけようということで「しあわせな時間」を提案しつづけています。

--メインの事業について詳しく教えていただけますか。

弊社では、独自に「My Styles」という会員サイトを運営(http://www.my-styles.jp)しておりまして、その運営ノウハウやコンテンツを活用して企業にも提供しております。(各々の企業の専用サイト)企業にとっては、各社独自の会員制クラブの運営・企画・維持をアウトソーシングできるというのが大きなメリットになるでしょう。またプレゼントキャンペーン等も実施しますので非常にコストパフォーマンスの良いサービスとなっております。更に、既存パッケージをそのままあてはめるのではなく、各社の顧客の様々なニーズに対応できるよう、ヒアリングした上でサイトコンテンツをカスタマイズしていきます。両社のサービスを組み合わせ新しいサービスを立ち上げることも可能です。また企業様の専用サイトですので企業の新着情報やライフサポート会員だけへ告知する情報も掲載し放題です。
顧客満足そしてお客様のライフタイムバリューを最大化していくことをミッションにおいています。

--起業の経緯についてお聞かせください。

元々私は小売出身で、店舗販売や販売促進を担当しておりました。そこで売上げを上げるための方法は何かと考えたときに、原点に立ち戻ってやはりお客様とのコミュニケーションが一番なのだと気づきました。リアルはともかく、ネットではまだ実現できているサービスを見たことがなかったので、小売というFace to Faceのやり取り、接客販売というものをネットで実現しようと思ったのがきっかけです。また人間を見ていくなかで、食、癒し、子育て、メンタルというのはずっと一定でニーズがあるなと思い、そこにフォーカスしました。ネットの特徴を活かし入り口は手軽に。しかしながらサービスはFace to Faceのサービスを受けているような感覚のクオリティを目指しています。

--最後に今後のビジョンについて教えてください。

活力ある生活を送っていきましょうとお客様には提案しているので、やはり我々自身が豊かな生活、豊かな心になっていこう、お客さんと一緒に豊かになっていこうというのがこの会社のポリシーであり理想です。
今、弊社がやっているのは現役世代へのサポートがメインですが、今後は特に団塊世代も視野にいれていくつもりです。セカンドライフ、自分らしく豊かな趣味を楽しむような趣味サイトを立ち上げる方向で今進めています。
食・子育て・癒し、メンタルでお客さんをケアしていく会員制サービスをストイックに追求していきたいと考えています。仕事においても私生活においても、バランスの良い生活をしていく。単純ながらこれができていない人が多い。そんな方々を少しでもお手伝いしていく企業でありたいと考えています。
最後に是非自社の顧客に対して展開されたい、また顧客への付加価値サービスをお考えの企業様は、是非ご相談ください。まずは、お話だけでもさせていただければと思います。

■株式会社アット・リビングの企業概要

社名:株式会社アット・リビング
設立:2004年7月
資本金:
代表者:牧内 巧一
住所:〒164-012 東京都中野区本町2-45-13山手ビル4F
TEL:03-5302-1624
FAX:03-3375-9388
URL:https://www.my-styles.jp/atliving/corporate/index.html

事業内容:
1、プラットホーム事業
  生活支援サービスの企画・運営「My-Styles」、商品企画支援
2、CMS(コンテンツマネジメントサービス)事業
 「My-Styles」サービスの企業向けクローズドコンテンツ提供(ライフスタイル型顧客サポートサービス等
3、システム開発


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広告・マーケティング事業、クリエイティブ・制作事業、アプリケーション事業、システム制作事業を手がけるアルファイット株式会社の代表取締役 細木祐孝氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/11/聞き手:PDB 田中 偉嗣)


--事業概要についてお教えください。

現在当社は、成長意欲の高いベンチャー企業様のIT周りを全般的にサポートしており、基軸として4事業を展開しております。一つ目は、SEOやSEM対策等を柱とした広告・マーケティング事業。二つ目は、WEBサイトの企画・制作等のクリエイティブ事業。三つ目は、WEBの利便性を高めることを目的とした、小売パートナーやCMS等のアプリケーション事業。最後の4つ目は、オーダーメイドのシステム開発事業です。

当社の強みは、WEB・システム周りの本質的な問題を解決する為に、ひとつのソリューションに特化するのではなく、ONE STOPでサービスを提供できることです。自社のリソースはWEB周りの全てを網羅できる一貫性があり、それゆえ価格競争力も高く、お客様に多大なるご支持を頂いております。また、店頭というリアルビジネスから得たノウハウを、WEBマーケティング戦略に転用できる点も当社の強みです。今後は、モバイルソリューションの市場が拡大していく中で、当社としては、エッジの効いたモバイル広告・サイト制作・モバイルASP等の提供を積極的に行っていきたいと考えております。

--設立の経緯は?

当社は、親会社アルファグループの戦略的子会社として独立起業致しました。アルファグループは、セールスイノベーションカンパニーとして、メーカーと市場を繋ぐ商流を次々と生み出しています。具体的には、モバイル事業における首都圏300店舗のインフラを生かした商流構築、オフィスサプライ事業におけるテレマ・FAXを使った空中戦の商流構築などが挙げられます。そこで、IT市場の更なる拡大を見据え、アルファグループの一事業部から独立分社化したのが当社です。

私自身、営業一筋でここまで来て、設立当初はIT知識がほとんどなく、「HTMLとは?」という状態でした。しかしながら、IT業界をリードしてきた経験豊富な仲間達や先輩方の助言により、“知識のない方達の気持ちが分かる”ということが私の強みであると認識し、カスタマー目線でサービスを提供できるITコンシェルジュを目指す原動力となりました。さらに、サービスを提供する上で、当社が本来強みとしてきた営業力も、大きな武器となりましたね。

--今後のどのような展開を考えてらっしゃいますか?

IT業界は、とてつもなくスピードが速い。現在当社が取り扱っている商材が、2年後、3年後にご支持頂ける保証はありません。お客様自身が、様々なIT関連の情報を即座に吸収し、事業に組み込まれます。それゆえ、当社は更に速いスピードで、市場のニーズや技術を先読みし、お客様に満足して頂ける提案をしていかなくてはなりません。どの業界であっても同じですが、一番危険なのは、過去の経験から培ってきたものに囚われて、将来の新しい取組みへの意欲がなくなってしまうこと。当社の場合、アルファグループで培ってきた営業力・リアルビジネスのノウハウという強みを保有したまま、今後のIT業界の推移に対し、積極的に新しいサービスを展開して参ります。

既存の基盤事業に加えて、具体的な施策を2つ申し上げますと、一つ目がモバイルソリューションの提供。昨今、携帯電話は、持ち運びが楽な小型PCと称されるほど発達した機能を持ち、モバイル市場は今後も飛躍的に発展すると考えられます。そこで、当社としても、モバイルソリューションの競合差別化を図り、業界を牽引すべく、様々なサービスを提供致します。二つ目は、動画・映像関連サービスの提供。テキストと画像だけが並べられたWEBページは、商品・サービスの訴求力に限界があると考えています。その為、今後は、WEBページのCM化に伴い、よりリアルビジネスに近い訴求力を追求し、動画・映像関連サービスをご提案致します。

--3年後の目標は?

設立から3年後までの事業目標は、大きく分けて二つ。一つは、IT業界のセールスイノベーションカンパニーとしてのポジションの確立。当社は、IT戦略において、取引先企業様とエンドユーザーと共に、WIN-WIN-WINの関係になることを目標としております。お客様から、「ただ単に商品・サービスを提供するのではなく、常に付加価値を備えた斬新な提案をしてくれる」、また、パートナー企業様からは、「アルファイットをパートナーとすることで、市場で優位な商流を作ることができる」と、言って頂ける企業を目指します。

もう一つの事業目標は、ITコンシェルジュを輩出するプラットフォームの構築。当社は、ネット広告・HP制作・アプリケーション販売・システム開発など、あらゆる角度からWEB・システム周りをONE STOPでサポートしております。その中で、第一に、一人一人のスタッフのリテラシーを高め、経験値を上げ、取引先企業様のIT戦略における情報通として、内部を正確に把握しなくてはなりません。しかし、取引先企業様とは言え、業種や業界、規模によって必要な情報・サービスは異なります。その為、第二に、お客様の商材自体を把握し、取引先企業様と市場とのベストマッチを生み出せるように、広く深く、様々な業種・業界・トレンド・常識等のリテラシーを高めなくてはなりません。

この目標を実現することで、当社は、ITコンシェルジュの輩出企業となり、将来の松下、ソニーとなり得るベンチャー企業を、IT業界のセールスイノベーションカンパニーとしてバックアップし、日本の経済を牽引していきたいと考えております。

--最後に細木社長の夢や事業に懸ける想いをお教えください。

従業員全員が、「アルファイット」というプラットフォームを通しITコンシェルジュとなるべく、社会に本質的に必要とされる、かけがえのない人材に育って欲しいと考えています。仲間に、このアルファイットという会社で、出逢えた縁に感謝し、その縁を通じて自分自身が成長できたと言って貰えるよう邁進致します。これは私個人が最も大切にしていることです。その為に、社会に貢献できる人間を育成するキャリアアップのレールを引き、育った人が、自分の手でお金を稼ぎ、大切な人を守り、事業を通じて社会に貢献する。私が目標としていることは、このようなサイクルを作り出すお手本になれる様な会社にしていくことです。その為には、まず3年後までに営業で確実な数字を生み、経営の安定化を計った上で、その利益を使って従業員により良い教育を行い、さらにお客様に還元していくという形を作りたいと思っております。

■アルファイット株式会社の企業概要

社名:アルファイット株式会社
代表者:細木 祐孝
設立:2006年4月
資本金:35,000,000円
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目21番14号 渋谷TODビル2F
TEL:03-6415-3750
FAX:03-6415-3751
URL:http://www.alpha-it.jp/

事業内容:
1.広告・マーケティング事業
2.クリエイティブ・制作事業
3.アプリケーション事業
4.システム開発事業


関連URL:
1.会社HP http://www.alpha-it.jp/index.html

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「MediaMagic」ブランドを展開するモバイルメディア構築ASPサービスのリーディングカンパニー、株式会社エンターモーションの代表取締役社長島田大介氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/03/聞き手:PDB 田中 偉嗣)


--現在の事業内容をお教えください。

当社はモバイルのプラットフォーム上で実現する様々なビジネスを展開している会社です。設立は2003年9月、現在5期目を迎えております。

“モバイルで自社サイトを立ち上げたい”、 “モバイルを使って製品のプロモーションを行いたい、キャンペーンサイトを作りたい”、“採用活動にモバイルを使いたい”。このような企業の要望があった場合、そのネックとなるのがシステム開発です。システム開発には時間もコストもかかります。仮に自社での開発が可能であっても、そのシステムが半年後に実現するのでは遅すぎる。当社ではその構築に必要な機能をすべて網羅した低コスト・短納期を可能としたASPサービス『Media Magic』を提供しております。
この『Media Magic』をご利用いただくと、着メロや画像、ゲームなどのデジタルコンテンツも簡単に利用できますので、着メロサイトやアバターのモバイルSNSも低コスト・短納期で立ち上げることが可能となります。
またモバイルを活用したキャンペーンを支援するサービス『Campaign Magic』では、キャンペーンサイトの構築・運営はもちろん、コールセンター業務、商品などの発送業務といった事務局運営までも行います。
さらに今後は業界特化型のパッケージも順次リリースをする予定でおり、第一弾として新卒採用をモバイル上で実現するためのソリューション『採用マジック』をリリースし、導入実績も着実に増えております。

--起業に至った経緯は?

大学卒業後に総合商社の日商岩井(現双日)に入社しました。入社1年目は人事部に配属となり新卒採用に明け暮れましたが、2年目に入社時の希望であった営業への転属がかない情報産業本部へ異動となり、そこでテレビ通販の仕事などを担当。その後情報産業本部が分社化されITXが立ち上がったわけですが、私はそちらに転籍となり、ベンチャー企業への投資、M&A仲介に携わりました。その事業の中で一番初めに関わった案件が、今やベンチャー企業の総本山といわれているネットエイジでした。ご縁がありネットエイジに出向させていただき、その後ポイントサイト最大手であるネットマイルの立ち上げにも参画しました。

僕自身、社会人になってからも起業する気は全くありませんでした。寧ろ「リスクあるな」と思う保守的な人間だったと思います。しかしネットエイジを見ていく中で、「日本全国から優秀な人間が集まっていて、一人一人のパワーが会社に直結している。ベンチャーには突き抜けて優秀な人材がこんなにいるんだ」と感じるようになり、このような環境で揉まれる中で、自分自身も『圧倒的な集団』を作りたいなと思うようになりました。

--今後どのような成長戦略を考えてますか?

モバイルは雑誌やTVなど様々なメディアとミックスさせやすいので、モバイル業界はまだまだ伸びていくと思います。しかし現在モバイルを上手く活用できていない会社が多い。そこをお手伝いしたいという想いが根本にあります。

携帯電話は将来的には映画データが一瞬でDLできるようになるなど、より高機能になり、またより生活に密着しているキーデバイスになると思っています。このような予測から私は携帯電話を「ユニバーサルリモコン」だと思っています。さらにこのようなデバイスは、広告媒体に非常に適していると考えています。当社はそのインフラを支えていこうと考えています。

あとはこの戦略を達成させるために、人材戦略が重要だと考えています。具体的には自分が持っている夢を達成するために、熱意とパワーをもっている人を採用したいと考えています。どんなに小さいな夢でも構わない。自分自身がステップバイステップで夢に近づいているという感覚が大切です。夢に近づいている感覚があれば、人はモチベーションを高く掲げ、仕事をすすめることができます。そのような環境で社員に働いてもらうことが重要だと考えています。

--企業としてどのような目標を掲げていますか?

モバイルのプラットフォームとして、様々な企業にどんどん使っていただきたいです。例えばモバイルキャンペーンを行う際に、「Media Magicインサイド」が当り前になるようにしたいと考えています。

マーケティング活動の中でモバイルでの広告宣伝の割合が大きくなっていけば、絶対コストパフォーマンスのいいマーケティングが実現できるはずです。モバイルは24時間30cm以内にあるメディア。このデバイスを使いこなせば、もっと色々なことが出来ます。しかしまだまだユニークなモバイルメディアが少ない状況です。そのネックになっているのが、システム開発です。このネックを当社のMedia Magicを使うことで取り除いていければと思っています。

モバイルで広告宣伝をすることで、これまで余計にかかっていたコストを圧縮し、同じコストでより売上を上げることができます。そうして企業に利益が生まれれば、日本経済の活性化につながると考えています。またこの流れを日本経済だけではなく、国際経済にもつなげていきたい。モバイルでは世界より日本に圧倒的な経験がありますからね。

--最後に島田社長の夢をお聞かせください。

僕は普通のベンチャー企業を作ろうとは全く思っていません。ビジョナリーカンパニーを作りたいと本気に思っています。百年後にも存続している会社を作りたい。そうでなくては意味がないと思っています。

上場という目標も掲げていますが、ゴールのための上場ではありません。資金調達の目的は、海外進出です。それから、ブランド力の増強。熱意情熱を持った人が集まりやすい環境になると考えています。ビジョナリーカンパニーになるという目標を達成するには、パブリックな存在になることは重要だと考えています。
会社としての夢は、国際経済の活性化につながるようなビジネスを展開したいと思っています。経済が豊かになるようなソリューションを提供し続けたい。アプローチとしては、モバイルマーケティングを通じて企業の活性化に繋げていきたいと思っています。企業が活性化して利益が出ると、雇用の促進にも繋がり、新規事業も出てきます。このような循環を地球レベルで行っていきたい。

個人としては、ベンチャー企業、特にアーリーステージの段階に出資する会社を作りたいと考えています。夢や情熱があっても失敗するいくつも会社を見てきました。一般的に80%のベンチャー企業は潰れるといいますが、成功する確率を高めるお手伝いをしていきたいと思っています。僕も様々な方に助けてもらっていますので、僕と同じような起業家の支援をしていきたいですね。
会社の夢も個人の夢も両方達成したいと思っています。また夢半ばです。社員には、「僕にも夢があるから一緒に夢を実現させよう」というメッセージを発信しています。

■株式会社エンターモーションの企業概要

社名:株式会社エンターモーション
代表者:島田 大介
資本金:368,500,000円
住所:〒153-0063 東京都目黒区目黒1-4-16 目黒Gビル8階 
TEL:03-5435-6531
FAX:03-5435-2119
URL:http://www.entermotion.jp/

事業内容
・自社モバイルメディアの企画・開発・運営
・モバイルメディアのソリューションサービス提供
・モバイル広告代理店事業
・BREWアプリの企画・開発・運営

関連URL
1.会社HP http://www.entermotion.jp/

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