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セレモニーやウェディングなどのライフイベントのプロデュースを行うLife-time Eventプロデュース事業を手がける株式会社リベント代表取締役の三上力央氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/5/聞き手:PDB 田中偉嗣)


--現在の事業内容をお教えください。

 当社は、皆様の生活の中に存在する様々なシーン、例えばお誕生日、成人式、ご結婚、お葬式などのライフイベントを企画・プロデュースする企業です。

 現在はセレモニーサービス「セレモニーガーデン」「花葬儀」、ウェディングサービス「ウェディングガーデン」を中心に事業展開しております。

 当社は『五感』にフルに訴える企画・プロデュースを特徴としています。例えばカレーが好物であった故人の葬儀の場合、カレーを葬儀のお食事の際にお出しします。生前北海道のラベンダー畑が好きであった故人の葬儀の際には、会場中にラベンダーの香りを漂わせました。

--ビジネスモデル上の強みは?

 当社のビジネスモデルの最大の特徴は、生花販売店との提携により、生花販売店を窓口に葬儀および結婚式に関するサービスを提供できる点にあります。生花販売店は収益の多くを葬儀および結婚式での生花の販売としていますが、葬儀会社や結婚式場からの下請けに依存していました。そこで生花販売店は弊社のサービスを扱うことによって、下請けに依存する収益構造を変革することができます。また例えば葬儀を行うことになった際に、喪主はまず近親者や友人にアドバイスを求めます。当社としては、生花販売店という生活により密着したチャネルで当社のサービスを取り扱っていただくことにより、潜在的なクライアントにいち早く弊社サービスを訴求することができます。

 生花販売店としては下請けに依存する収益構造を変革することができ、当社としても潜在的なクライアントにいち早く訴求できる、win-winのビジネスモデルを構築しております。

 またこれまではウェディングサービス・セレモニーサービスともに、質の高いサービスを提供するために、高いスキルを持つ生花販売店としか提携ができず、価格も高いものになっていました。そこで現在は、従来のセレモニーサービスよりも価格も安価に、生花販売店自体のスキルを必要としないようにパッケージ化したサービス『花葬儀』を開発し、展開しております。

--起業に至った経緯は?

" 父も経営者だったため、自然と経営者になるという想いを持っていました。一つの転機となったのは、大学2年時の三ヶ月間のイギリス留学です。イギリスで国籍の違う様々な人とコミュニケーションすることができ、自分の夢や目標について改めて考えさせられました。留学に行かせてくれた親に非常に感謝しています。

 大学卒業後、さらにオレゴン大学を経て、外資系のコンサルティング企業PwCコンサルティングに就職しました。当時から起業を決意していましたから、新卒でもクライアント企業の役員や社長と直接話すことができる仕事は起業する上で糧になると思っていましたね。また生花業界に触れる機会があり、現在のビジネスモデルの着想を得たことも大きかった。

 その後PwCコンサルティングを退社し、生花業界をより知るために生花業界に密接に関わる葬儀業界で働きました。すると生花業界と葬儀業界のマーケット構造の歪みが見えてきた。そこで事業ドメインを""生花販売店を窓口としたライフイベントに関するサービス""と定め、起業しました。

 起業して間も無くは、収入としても厳しい状態が続きました。私自身も家賃の安い部屋に引越して、なるべく固定費が掛からないないように切り詰めて生活していました。ただ苦労なくして目標を達成ないと考えていましたので、“貧乏ゲーム”と思って割り切っていました。どの道苦労を経験するのだから、楽しく乗り切ってやろうと。自身がハッピーにならないと、お客様に提供する葬儀や結婚式もハッピーにさせることは出来ないと思っていましたね。"

--今後どのような成長戦略を考えてますか?

 今は営業を強化するステージです。これまで構築してきたサービスを、いかに販売していくか。現在東京・神奈川・千葉・埼玉を中心に首都圏にて事業展開しておりますが、生花販売店との提携は今後も増やしていこうと考えています。

 具体的には、生花販売店に当社のパンフレットやポスターを貼っていただき、ご来店されるお客様にご案内していただいていますが、まだ提携スキームとしては第一段階だと考えています。今後当社の提供するサービスがエンドユーザーに認知されていけば、生花販売店からも提携パートナーになる上で参加費をいただくスキームも考えています。今後3年では福岡、大阪と地方進出し、さらに次のステージでは、生花販売店に対して、統一のロゴや名称を看板に入れるなどブランドの統一の図っていくことも視野に入れています。

 現在まで生花販売店とともにビジネスモデルを構築してきましたので、松下幸之助氏が築いたナショナルブランドのような体制を全国の生花販売店とともに築いていきたいですね。それがこれまで当社を育ててくれた生花業界への恩返しになると考えておりますし、また葬儀業界のマーケットを変革することにも繋がると考えています。

--最後に三上社長の事業にかける想いをお聞かせください。

 これまではウェディングサービスへリソースを多く割いていましたが、今後は『花葬儀』を注力し事業展開を行い、事業を軌道に乗せていきたいと考えています。この『花葬儀』に関しては、クライアントからの感謝の声や、生花販売店からのお問い合わせを多く頂戴しており、確固たる成功への確信がありますので、着実に事業展開していかなければならないと考えております。

 もちろんウェディングサービスにおいても、『花葬儀』同様パッケージ化したサービスを展開する予定ですし、今後は成人式に関する事業も立ち上げたいと考えています。Liventという社名にもある通り、Life-Time-Event、つまり人生における様々なイベントにおいて、皆様に感動していただけるサービスを提供していきたいですね。

■株式会社リベントの企業概要

"社名:株式会社リベント
設立:2002年11月
資本金:1,000万円
代表者:代表取締役 三上 力央
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-14-4 河合ビル3F
TEL:03-3499-3314
FAX:03-3499-3384
URL:http://www.livent.co.jp/index.html

事業内容:
1.Life-time Eventプロデュース事業
2.生花店営業支援事業
3.生花販売事業
4.各種イベント企画・運営事業
5.コンサルティング事業

《関連URL》
1.ウエディングガーデン http://www.wedding-garden.jp/
2.セレモニーガーデン http://www.ceremony-garden.jp/
3.花*葬儀 http://www.hana-sougi.com/
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