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システム開発事業を手がける株式会社フェリックスの代表取締役 川原弘行氏にインタビューしました。(取材日:2007/10/30/聞き手:PDB 田中 偉嗣)


--現在の事業内容と起業に至った経緯をお聞かせください。

設立は2005年8月です。現在の主事業はシステムの受託開発です。

初めて就職した会社でSEをやっていました。本当はITコンサルタントという分野に行きたかったのですが、就職活動当時は花形職業で、まずはSEになってそれからITコンサルタントになろうと思いました。3年後に独立しようと考えていたのですが、3年経った時に、まだ知識やスキルが足りない、独立できないなと感じました。その後5年後にまだ知識面で不安はありましたが独立を決意しました。

--市場環境を含め、現在はどのような成長フェーズと考えていますか?

我々が目指す理想論なのですが、新しい技術を開発して世の中に問いたいと思っています。

各人に自由なことをする時間を設け、まずはシーズを育てるということをやっています。各人が面白いと思ったことを自由にやっています。全体が全体のために働きながら、なおかつ自分自身のためのことをやるというフェーズにいます。今後どこで力を集約させるのかが私の判断のしどころになると思います。

--今後どのような成長戦略を考えておられますか?

情報の階層化というものに注目しています。インターネットがなかったときには自分の周りの情報は、この先に何があるのか分からない時代。今はその境界が曖昧になって、手を伸ばせば届くようになったんですね。これが「検索」という現在のフェーズですが、もう一段階情報の流れが進化するのではないかと思っています。それは自分の周りの情報をレイヤリングするという概念です。

インターネットの世界では重要な情報は近くにあり、非重要な情報は遠くにある、という世界がくると思います。実際にどのように実現するかが重要ですが、距離感は関係なく、頻度ではないかと思います。
リーチをかけているのに、この情報はなぜこちらにこないのか。より重要な情報はプッシュされてもいいのではないか。こういったことを最終的にやれればいいのかと思っています。

--具体的にはどのような取り組みをされていますか?

一つの実験台としてブログを選び、プッシュするエンジンというものを今作っています。名前がグリーンホーン。「青二才」という意味で、その名の通り、未だ未だです。その他の類似サービスと検索をさせるとか使い勝手を良くしようというところは同じですが、異なる点は情報をプッシュする点だと思います。もう一つ重要なことは、その人にとってのレイヤリングだと思います。タグクラウドとは概念がちょっと違うと思います。情報を選ぶというところまでいきませんが、情報が蓄積されていくことによって重要な情報がわかってくるシステムです。
株価の情報ばかりをワードなどで書いている場合は、株関連の情報をプッシュしていく。ローカルで作業している事もプッシュしていく。技術的には可能なのですが、最終形なのかが分かりません。

今後の色々なサービスを世に出していこうと考えているので、マーケティングやプロモーションも今後やっていこうと思っています。我々が作っていくのはあくまでもプラットフォームです。世の中に出すことによって、それを世の中の人がどのような使い方をするかが楽しみです。

--企業としての目標、また川原社長の夢は?

IPOを最終目的にはしないということです。稼いだものをみんなで分けようというところにいきたいと思っています。

個人的な夢としては35歳までに引退したいですね。農業をやりたいです。海とか山がないと落ち着かないんですね。幾つになるか分からないですけど、リスクを取って独立した動機でもあります。

■株式会社フェリックスの企業概要

社名:株式会社フェリックス
代表者:川原 弘行
設立:2005年8月
資本金:10,000,000円
住所:〒335-0011 埼玉県戸田市下戸田 2-12-20-802 
TEL:048-432-2273
FAX:048-432-2273
URL:http://www.ferix.jp/

事業内容:
1.組み込み向けソフトウェアの開発
2.コンピュータシステム構築に関するコンサルティング業務

関連URL:
1.Greenhorn http://greenhorn.ferix.jp/

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