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SNSビジネスを展開する株式会社Beat Communicationの表取締役社長村井亮氏にインタビューしました。(取材日:2007-09-27/聞き手:土屋 明子)


--まず、起業についてお聞かせください。
 
実はこの会社を作る発端は小学生の自分の夢と関係があります。当時、アインシュタインなどの科学本などを持ち歩きながら、宇宙のはじまりなどに思いを巡らす変わった少年でした。親の転勤でNYに引っ越した頃は太陽エネルギーを集めてバーベキューができるストーブを作ったり、頼まれもしないのに英文でコペルニクスやガリレオなどのレポートを小学校の先生に提出していました。

その後、経営者一家という家庭の事情もあり、科学者への道は一旦胸に秘め、技術を用いた会社を通じて、人類が直面する課題を解決する商品を創造することにしました。

はじめは昔の慶応大学の同期や後輩を集め、ベンチャー企業をスタートさせました。起業した当初はe-learningに取り組み、1年ほどかけて準備をしていたのですが、ビジネス展開をしても成功している企業が殆どないことがわかり、ベンチャービジネスの難しさをはじめて実感しました。


--現在の事業に至った経緯をお聞かせいただけますか?
 
現在のSNSビジネスを始めることなった出来事は2003年に創業メンバーでインターンに来ていた学生さんが「人材検索エンジン」の研究をしていたのがきっかけです。翌日に控えていた研究論文の英文への翻訳を頼まれ、それが国際学会で発表された際、「その研究はアメリカでも始まっているソーシャルネットワーキングサービスですよ」という事を参加者から教えてもらい、このコミュニケーションツールはひょっとしたら今、世界各地で問題になっている情報格差を解決する有効な手段になるのではないかと思い、ビジネス化に乗り出しました。

話はそれますがその理由は2003年に遡り、アメリカのイラクへの爆撃ついてのことですが、テロの被害にあったNY市民は反対しているのに対して、情報が比較的少ない地方都市ほど賛成の割合が多いのを見て、私はコミュニケーション不足や情報偏重が戦争を助長する大きな要素の一つだと感じました。つまり、争いの多くは相手への理解不足から発生していると感じました。

そこでまずはSNSを中心事業に据え、NYのような「人種の坩堝」のようなコミュニケーション空間をあちこちに作ることによって情報格差をなくす仕組みを提供したいと考えました。

--御社のSNSについて簡単にご説明していただけますか?
 
弊社はコンシューマー向けからビジネス向け、携帯向けまで幅広くSNSビジネス全般を取り扱っている会社ですが、その中でも特に社内SNSに関しては重点的に取り組んでおります。社内に情報ハイウェーができることによって、あらゆる情報や人材を、個々人が必要な時に戦略的に集める事ができます。

--最後に、将来の事業目標などはどのようなものでしょうか?
 
将来の事業は今までの弊社のポリシーの延長線上にあると考えています。現代社会は一見、平和で豊かになりました。しかし、電車などで周りを見渡すと感じるのですが精神的な豊かさが逆に失われつつあるように感じます。

人類が克服していかないといけない新たなチャレンジも沢山あります。今は「自分だけがよければいい」という風潮が子供から大人まで蔓延しておりますが、これからはチャレンジ精神旺盛で社会貢献のできる人々の登場が求められています。

同時に現代社会は、インターネットによる社会変容も含め、色々な価値観の転換期にあると思います。メディアも次々と個人ポータル化しており、旧態依然のメディアから、マイスペースやYouTubeなどSNS機能を備えた、個人が発信し、好きな時間に視聴できるメディアへの転換が起きています。

我々はその中でITを使って、世の中の問題をひとつひとつ解決に向け、可能な限り努力できる体質の会社でありたいと考えています。我々は舞台裏でこっそり地球の問題に取り組む会社でいたいと考えています。


■株式会社Beat Communicationの企業概要

1,ソーシャルネットワークの受注、開発
2,システムの開発、構築

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