ロンドン発──欧州ストリーミングメディア市場への進攻を目指す Microsoftは12日、50社の新しい Windows
Media サービスプロバイダーを含む広範囲な提携を発表した。
Microsoft のメディアテクノロジーに参加する企業、Windows Media サービスプロバイダーは現在、世界で約300
社に達している。欧州の新規参加企業は、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノ
ルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリスの11カ国からで、ヨーロッパ全土に広がっている。
Microsoft の Windows Digital Media 事業部門副社長 Will Poole 氏は、ロンドンで開催中の「Streaming
Media Europe 2000カンファレンス」の基調講演で Microsoftのヨーロッパでの最新の動きを発表した。
Poole 氏は「今日発表された新しい提携は、Windows Media の優れた品質、スケーラビリティ、信頼性をヨー
ロッパの数百万のユーザーにもたらすことになるだろう」と宣言し、同製品を25以上の言語で提供すると述べ
た。
Microsoft がヨーロッパで発表したその他の重要な提携は、ヨーロッパの主要な多国籍音楽レーベル、コンテン
ツ配信ネットワーク、コンテンツプロバイダーとの多くの新しい契約を含んでいる。
インターネット経由の新しいストリーミングオーディオ/ビデオと、メジャー映画の配信のために Windows Media
フォーマットを採用した企業には、Sony Music Entertainment Europe、Pathe の子会社 Netcine、フランスの
ウェブラジオ放送局の Yacast などがある。
またMicrosoft は、コンテンツ配信ネットワークの Global TeleSystems (GTS) と Servecast.com が、Windows
Media サービスを利用していることを明らかにしている。Windows Media サービスは両社が新しいコンテンツ配
信サービスを構築する Windows 2000 サーバー上で動作する。
Microsoft の推進サポートに加え、Servecast.com は Windows Media Technologies のヨーロッパでのプロモー
ションを展開するという。並行して同社はヨーロッパのビデオ/オーディオ放送ネットワークインフラの開発を進
めている。Servecast.com は、欧州で2001年3月までに16の拠点ができると期待しているという。
Microsoft は、各言語対応に大きな投資をしているが、今週のロンドンのカンファレンスで出すことができた貧
弱なニュースの量から判断すると、まだ収穫のための準備段階にあるようだ。