インターネットサービス最大手の America Online Inc. (AOL) は11日遅く、Time Warner Inc. 買収のための最終審
査を突破した。連邦通信委員会 (FCC) は、条件付きで合併計画を承認した。合併後の社名は正式に AOL Time
Warner Inc. となり、年間売上は計300億ドルにも達する。
FCC 委員の投票結果は3対2で、AOL Time Warner のインスタントメッセージシステムを Time Warner のケーブルネッ
トワーク上で運用する際の制限事項や、ケーブルネットワークの利用を、他の ISP 会社にも開放するといった条件付き
となった。
数カ月の連邦政府当局内部での検討の後、FCC は AOL が Time Warner を、1062億ドルで買収することを承認した。
Time Warner はメディアやケーブルテレビネットワークの巨大複合企業であり、AOL による買収によって、映画や出版
物やインターネットメディアを広範囲に扱う、類のない会社が誕生する。
FCC が取り決めた条件の下、両社は依然としてユーザーに AOL サービスへの加入の圧力をかけず、Time Warner のケ
ーブルネットワーク上で運営する他の ISP の中からユーザー自身が ISP を選択することを認めなければならない。さ
らに、AOL Time Warner がインスタントメッセージサービスを高速ケーブルネットワーク上で提供する際には、ライバ
ルのインスタントメッセージサービスと相互運用できるものでなければならないとしている。