![]() ![]() ![]() ![]() [DEMO Japan 2001] レポート(2)この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20010301/4.html
著者:japan.internet.com編集部
国内internet.com発の記事
◆ デモではなくプレゼン中心となった DEMO セッション ゲストスピーカーの講演後、「DEMO Japan」のメインイベントとなる DEMO セッションが行われた。初日である27 日は、日本、韓国、中国、そして、米国のベンチャー企業12社が、午前、午後に分かれて、自社技術をデモンストレ ーションした。各社10分という短い制限時間の中で、どれだけ自社の技術やビジネスモデルを聴衆にアピールするか が勝負になるのだが、自社技術はともかくとして、デモンストレーションの技術に関しては、全体的にいま一歩のレベ ルという感が否めなかった。 それは、アドバイザリー総評のコメントからもうかがえる。例えば、株式会社ディアイエス、チーフエグゼクティブ アドバイザーの麻生川静男氏は、今回のプレゼンテーションにおいては、(1)何が出来るのか? (2)どこが違うのか? (3)どこで儲けるのか?といった3点が不明瞭であったとコメントした。つまり、「DEMO Japan」の聴衆のレベルからして、前提条件の説明は不要で、いきなり本題に入るべきであり、また、他社の技術や製 品との違い、従来の技術や製品との違いを明確に示すべきであり、さらに、それら技術や製品によって、自社がどのよ うな成長のシナリオを描いているかをはっきり見せるべきであると指摘した。 また、株式会社サンブリッジ代表取締役社長アレン・マイナー氏は、米国の「DEMO」では、「お客さん、こんな事で 困ってませんか? こんな事が出来たらうれしくない? うちはそれを解決し、それが出来るんです!」という、顧客 とのコネクションを作ることからデモンストレーションを始めるが、日本の「DEMO」では、スライドに書かれてある大 量の文字を読むだけのプレゼンになっていると指摘した。さらに、「アメリカのDEMOではパワーポイントを使ってはい けないことになっている」と述べた後、「DEMOなんだから、スライドではなく、実物をこの場で見せてほしい。もっと 驚かせてほしい」とコメントした。最後に、「日本だからこそ、モバイルや IPv6 のおもしろい活用法、光ファイバー 普及後の世界についてのビジョンを語るデモがあっても良かった」と、今後の「Demo Japan」の「Japan」らしさに期待することも忘れなかった。 ◆ 文字通りデモが盛んなDEMOエリア
■ 有限会社上海ユナイテッドシティズネットワーク: 中国本土・台湾在住の翻訳者と、機械翻訳とを組み合わせ て翻訳コストを低減。ネットを通じて、ユーザーが翻訳の進行状況を把握できるというオンライン翻訳システムを提 供。 ■ 株式会社ライブレボリューション: 先着順で当選が決まる無料プレゼントサイト。プレゼント提供企業は、企 業にとって望ましい参加者だけを絞込むことも出来る。また、ユーザーは、応募するたびに住所・氏名を書き込む必要 はなく、ワン・クリックで応募できる。メインユーザーとして、オフィスに常時接続環境があり、口コミという強力な メディアを有している OL を想定。また、「先着」という概念のない、米国・中国への進出を計画中。
■ 株式会社アイティ・コミュニケーションズ: インターネット電話とウエブを併用した、次世代型コールセンタ ーを提供。ユーザー側は、マイクを接続したPCの設備が必要となるが、仮に、ユーザーにマイクがない場合も、オペレ ーターの声を一方的にスピーカーから流し、ユーザーのウエブ上でのボタン操作をサポートできる仕組みとなってい る。 ■ アプリック株式会社: FA(Factory Automation)の高度な制御技術を、幅広いユーザーが利用できるようにす るアプリケーション。生産設備の制御や稼動の確認を、専門の技術者ではなく、経営者や従業員の誰もが、携帯電話や PDAで行えるようにするアプリケーションを開発。モジュールの組み合わせによるシステム開発なので、システム開発コ ストが低く、また、誰もが短時間で操作を習得できるという特長を持つ。 ■ 株式会社青年時代: 音楽やゲーム、アプリなどのCDに、特別なデジタルのタグを入れることにより、正規CD購 入者だけが、専用のオンラインサービスを利用できるようにするシステム。また、正規購入者のサイトへのアクセス状 況を、ログ解析することも出来る。
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