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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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[IW2000]Gnutella と Napster の可能性:Jnutella.org-(1)
Internet World Japan 2000Internet Key Players Forum 「Gnutella と Napster の可能性」 Jnutella.org 代表 川崎 裕一 ● Jnutella.org とは まずはじめに、Jnutella.org の説明をさせていただきたいと思います。まず、当初は Gnutella クローンといわれるアプリケーションを、日本で早い時期に紹介したのが Jnutella.org でした。 様々な Gnutella のクローンが大体今、世界各地合わせると20〜30ぐらいあるのですが、 これらのダウンロードセンターとして開始したのです。そして、そこから発生し、 P2Pコミュニケーションなどに関しての議論の場として、Jnutella というメーリングリストを開始しました。 その他、こういった講演などによるP2Pの啓蒙活動や、 国内で Gnutella のクローンを作成されている作者のバックアップ。P2Pとか Gnutella に関する、 アメリカのビジネストレンドや日本の現状なども、ニュースレター等で配信しています。また、 関連する技術文書の提供や、翻訳なども行っています。 また、「JNUtella DEVelopers Group( jnudev )」というものを、2000年11月10日に作りました。これは、 Gnutella のプロトコルの部分を切りだした形で、JTKt、Gnutella ツールキットと呼んでいるものがあるのですが、この管理やメンテナンス。それプラス、 ルーティングのプロトコルや、P2Pのコミュニティ等、次世代のP2Pについて議論、 研究等を行っているのが jnudev というMLです。 Jnutella の役割は、わかりやすく言うと、Linux コミュニティのような感じです。 我々は開発コミュニティであって、営利企業を目指しているわけではありません。 ● Napster と Gnutella の歴史 次に、Napster と Gnutella の歴史を見てみたいと思います。 よく、Napster からP2Pコミュニケーションが始まったと言われますが、その前にも、 マッキントッシュで動く、「ホットライン」という Napster に似たファイル交換ソフトのようなものがありました。我々はこれが始まりだと思っているのですが、 その頃はアメリカでさえ、インフラの部分が発達していなく早すぎたということもあり、 一部アングラ系で有名になっただけで、メジャーになれませんでした。 そして、1999年4月に、ノーストイースタン大学の経営者であるショウ・パニングが、Napster を作り出し、 これを大学で配りました。そこから、ネットワークを通じてクチコミ的に広がり、彼の叔父のパニング氏が、 これを会社にしようというのでできたのが、Napster という会社です。 では、Gnutella はどこから生まれたかといいますと、年をまたいだ2000年の2月14日、「 Winamp 」という MPEG3ファイルの再生ソフトを作っているナルソフトという会社が、AOLに買収されました。 そこにいた素晴らしいハッカーであるジャスティン・フランケルという人物が、 P2Pコミュニケーションが面白そうだと、作ってみたのが Gnutella なのです。 実際、Gnutella が公開されていたのは、たった2ヵ月です。2ヵ月の間に、AOLが、 これは著作権にひっかかる問題があるということで、公開をストップしました。ところが、 一度Web上に公開されて、人々が面白いと思った物は止められません。さらに、様々なハッカー達が、 Gnutella ってなんかいけてるらしいから、俺達が作っちゃおうぜと、 Gnutella のクローンとを次々と発表したのです。 その後の2000年8月24日、シリコンバレーのサンノゼで行われた「Intel Developer Forum」でインテルは、 「今後のP2Pコミュニケーションは非常に重要な動きである」として「Peer-to-Peer Working Group」 の設立を宣言しています。ここには、インテルやIBM、HPといった、錚々たる面子が加入し、これが、 大手が動き出した一番最初の例となっています。 そして、マイクロソフトが「ソフトウェアとソフトウェアが、XMLで連携する」という 「ソフトウェアソフト」という正にP2Pと言える概念を打ち出し、これを「.Net」 戦略の中核に置くと発表しています。 ●Napster、Gnutellaの仕組みと違い では、Napster と Gnutella が、実際これはどのように動いているのか、どう違うのか、 ということを次に説明します。 Napster と Gnutella の決定的な違いは、専用のサーバがいるかいらないかということです。まず、 Napster の場合、ユーザーはファイルの情報を Napster 専用のサーバにあげます。そして、 サーバはその情報を元に、歌手名・曲名・ファイルサイズ、そのユーザーの帯域などを判断して、 情報をサーバー上で index にします。そして、それに基づいて、ユーザーは求めるファイルを見つけ、 その後はピアトゥピアで直接やりとりをします。ですから、これは「純粋なP2P」ではなく、サーバを介した、 「ハイブリットP2P」であるというのが我々が定義している概念での、Napster の位置付けです。 それと対照的なのが、Gnutella です。これは、伝言ゲームと同じ原理で、「XXのファイルが欲しいです」 という様に、Gnutella で検索をかけます。そうすると、 そのファイルに行き着くまでクエリーを投げ続ける。そして、そのファイルが見つかったら、 直接繋いでファイル交換をする。ですから、Napster と違ってサーバがいらないのです。 問題点としては、Napster 型のネットワークですと、サーバに依存しますので、 災害やサーバへのアタックに対して非常に脆弱な可能性がある。さらに、サーバの負荷が大きいので、 安価なレンタルスペースなどで適当にやるということはできません。 そして、Gnutella の方を見ると、こちらは個人のコンピュータで自由に構築できますので、 比較的ネットワーク構築の自由度が高い。さらに、ネットワークは仮想的なものですので、 災害やアタックには頑強であると。ただ問題点は、ピアといわれる個人のPCで処理をしますので、 Napster よりもPCの処理能力が必要になる。これが、二つのネットワークの大きな違いです。 関連記事 最新トップニュース
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