Dell、HP-Compaq 連合の上を行けるか?Hewlett-Packard Co. (NYSE:HWP) による Compaq
Computer Corp. (NYSE:CPQ) の買収計画 (日本語版
記事) に対する市場評価は4日、さっそく両社株の大幅な下落という形で表れ
た。夕刻の時点で HP 株が18.7%下落、Compaq 株が10.28%下落している。だが一
方、ライバルの Dell
Computer Corp. (NASDAQ:DELL株は4.35%値を上げている。
アナリストらも、買収額250億、総売上高874億ドルにのぼる世界最大のコンピュータ メーカーの誕生を慎重に評価しているようだ。Gartner Dataquest によると、PC 製 造では現在、Compaq が世界第2位、HP は4位につけている。サーバー売上では、 Compaq が世界1位、HP が4位だ。両社は、この合併によって、ビジネス向けコン ピュータ部門で IBM や Sun Microsystems といったライバル企業と競り合える競争 力がもたらされると強く主張している。だがアナリストらは、はたして HP の主導の もとに合併する新会社がビジネスモデルの変更、ブランドの混乱、PC 市場全体の不 調を乗り越えられるかどうか、はなはだ懐疑的だ。 だがその一方で、アナリストらは、この合併新企業に世界最大の PC メーカーの座を 明け渡す Dell が、逆に業界再編から利を得ると見ているようだ。 Bear Stearns のアナリスト Andrew Neff 氏は「Compaq と HP の合併後の先行き不 透明感と事業統合に伴うごたごたを考えると、この合併から利を得るのは Dell だと 考えられる」と、あるリサーチ記事に書いている。Bear Stearns は、HP-Compaq 連 合が誕生するとのニュースを受けて、Dell の格付けを「魅力的 (attractive)」から 「買い (buy)」へと上げた。「今回のことは、コスト削減と直販という強みを持つ Dell にとって、現在の価格競争と業界再編から抜け出し、勝者になれる有利な展開 だとわれわれは見ている」と Neff 氏は述べている。 「HP と Compaq が事業とブランドの統合に気をとられているすきに、(Dell が) 市 場シェアを伸ばすこともありうる」 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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