炭疽菌こわさに Eメールが増える?炭疽菌を恐れる全米の企業では、郵便で届く不審な封筒や小包に神経をとがらせてい
るが、それに伴って Eメールの利用は増えるか否かという議論が持ち上がっている。
だが、大手の各電子メディア推進団体でさえ、利用の増加を裏付ける兆候は見られな いとしている。 企業で Eメールの利用が増えるというのは「憶測としてはじつに興味深い」と語るの は、Eメールの専門家で、プライバシー擁護団体 Junkbusters.com 会長の Jason Catlett 氏。「ただ、それに数字的根拠があるかどうかは私にもわからない。だが歴史的に見 れば、新しいメディアが古いメディアを駆逐することはなく、かえって両者は互いを 活気づけるものだ。たとえばファックスは書類配達サービスを消滅させなかった。 ペーパーレスオフィスは生まれなかった。それどころか、コンピュータと Eメールは 紙の書類をますます増やしさえしている。スパムメールが出て来たからといって、郵 便のジャンクメールや電話セールスが消えたわけでもない。どれも、みな成長し続け るのだ」 フロリダ州のケースでは、コンピュータのキーボードから炭疽菌が検出されたとはい え、たしかに Eメール自体は病原菌に汚染されることのないコミュニケーション形態 だ。今なお続く炭疽菌の恐怖は今月4日、フロリダ州のタブロイド新聞社 American Media の編集者が、菌を吸い込んだことによる炭疽菌感染者と確認されたときから始 まった。患者はのちに死亡し、米国では1976年以来初の炭そ病死亡者となった。 専門家たちは、炭疽菌が印刷物、とりわけ新聞から移るなどというのは根拠のない噂 と即座に否定している。 The CDC Web site には、炭疽菌に関する情 報が多く掲載されている。それによれば、菌は吸い込むか口からの摂取で感染する が、紙をさわっただけで感染することはないとある。とはいえ、白い粉の入った封筒 は、開封時に中の粉を吸い込んでしまうこともあるので要注意だ。 関連記事 最新トップニュース
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